店長竹田の

「大後悔日誌」


’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !
'09 性能の違いが、音質の決定的差でないということを教えてやる
'10 数を撃てばいいというものではない、よく狙え
'11 登頂をあきらめる勇気
'12 ベースキャンプで十分だ

'13 この音、おろそかには食わんぞ。
'14 どうして耳がほてるのかしら?これって本当?
'15 神は人間に一つの舌と二つの耳を賦与したるは、しゃべるよりも二倍多く聞くためなり
'16 やればわかる!! やらなければ、一生わからん!!
'17 人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。
'18 「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
’19 年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。
’20 速度を上げるばかりが、人生ではない。
’21 休息とは回復であり、何もしないことではない。



2021/03/25 Paradigm Founder 40B 定価 385,000円(税込)

2021/04/25 展示機導入しました。店頭にてご試聴可能です。
在庫、1台のみございます。

前回ご紹介出来る新製品がありませんと嘆いていましたが、光メディアコンバーターに続いて良い物が入ってきました。
カナダのスピーカーメーカー Paradigm の新製品です。
Paradigm 製品は入門クラスの ATOM が Fundamental 鈴木氏の目にとまり ATOM-FT として
販売されていますし、最上位モデルの PERSONA シリーズも吉田苑のハイエンドおすすめスピーカーとして
紹介しております。
ですが、日本に輸入が始まるタイミングで、上から2番目のシリーズがモデルチェンジ期に入ってしまい
最も面白い価格帯のモデルが輸入されていませんでした。
その上から2番目のシリーズがようやく発売されます。
発売日は5月末頃の予定ですが、先行機としてデモ機が届きましたのでご紹介です。
商品のお渡しは入荷後となりますが、ご予約は受け付けております。

 
 

見た目以上に重量のあるキャビネットです。
フロントバッフルはキャビネットから独立したアルミ板のようです。
この方式はDYNAUDIO の上級機シリーズが採用していましたね。 

 

立方体では無く凝った形状をしています。
この重量ですから、内部の補強材もしっかり入っていそうです。

 
 

塗装はラッカーの厚塗りで、高級感があります。
色は、黒と木目の2色展開のようですが、このモデルは木目です。
黒に近い木目というイメージで、木目は黒に沈んで昔の突き板のようにはっきりと
木目を主張はしません。 

音質は良いです。
この価格帯におすすめスピーカーがありませんでしたので嬉しい登場です。

試聴しての第一印象は昔のDYNAUDIOを思い出しました。
SP25以前の四角い箱の頃のDYNAUDIOで、当時はContour1.1 や 1.3 の時代でした。
あのイメージを現代的に高性能ワイドレンジ化して明るく爽やかにした感じでしょうか。
当時のDYNAUDIOが持っていた、良い意味での暗く重たいイメージは全くありませんので
暗重たい当時のDYNAUDIOの音をお求めの方にはおすすめできませんが・・・
それでもDYNAUDIOを思い起こさせるのは、高域から中域にかけての密度感と滑らかさでしょうか。

解像度や情報量はこの価格帯ではトップクラスだと思います。
エネルギー再現性が高く音に力があり、空間表現力も高く見事にスピーカーが消えます。
レンジは上下ともナチュラルに伸びており、詰まった感じがありません。
最上位モデルほど色付けが強くなく、ナチュラルな音作りで入力に素直に反応します。
2ウェイスピーカーは中抜けして中域が薄くなる事がありますが、良いユニットを搭載しているようで
中域の密度感もしっかりとあり、中抜け感がありません。
キャビネットの強度もしっかり取れており、耳障りな付帯音を感じません。

褒めることしか出来ない欠点が見当たらない優秀なスピーカーです。

あえて、弱点を上げるとすると高域のエネルギーが強い上に脚色せずストレートに
音が出てくるため、録音によっては高域がキツく感じます。
録音を正確にモニター出来るという言い方も出来ますが、誤魔化しは効かないスピーカーだと思います。

個人的には大絶賛と言って良い近年まれに見る超優良スピーカーだと思います。

今週末までは店頭にございますのでご試聴可能ですが、月曜日にはメーカーへ返却しないといけないので
ご試聴のチャンスは今週末だけとなります。
正式に発売されれば常設展示を行います。

Founder 40B FAKiE.wav へのリンク

Founder 40B JAZZ.wav へのリンク


 
 
2021/03/22 SONORE Optical Module Deluxe 定価 68,000円(税別)
及び吉田苑Roon用リファレンスシステム更新のお知らせ
 

更新が開いてしまい申し訳ございません。
色々と新製品を試聴してはいるのですが、ご紹介したいと感じる物が無く更新が開いてしまいました。
そんな中、随分前に発注していた SONORE Optical Module Deluxe が入荷してきました。
SFORZATOさんの新製品も一向に届く気配がありませんし(11月に発注したのですが・・・)
完全な私事で恐縮ですが、去年の5月に注文した自転車も未だに入荷連絡がありません。
間もなく1年経過してしまいます・・・注文したことすら忘れてしまいそうです。
コロナの影響を様々な所に感じます。

この Optical Module Deluxe の仕事は、銅線のLANケーブルを光ケーブルへ変換する事です。
銅線のLANケーブルは電気的な接続となるため、ノイズも一緒に伝送してしまいます。
ですので、電気信号を光信号へ変換することによりノイズから切り離すことを目的とします。

 
 

基本的に2台セットで運用するため2段重ねで撮影しております。
商品代金は1台のお値段ですので、2台購入するとそれなりの投資となります。

実際の接続方法は以下のようになります。

 
 
 
上の画像は吉田苑Roon用リファレンスシステムの一部となります。
左から ネットワークトランスポートの SOtM sMS-200 ultra NEO
中央がハブの 日本テレガードナー M12 Switch IE GOLD
右端が無線LANを受けるための無線装置です。
吉田苑の試聴室にはLANポートが無いため、隣の部屋にある無線ルーターから電波を飛ばしてこの装置で受けております。
一昔前はその大元の無線ルータの性能が悪く、音飛びの原因となっておりましたが無線ルータを新型の高性能な物に
交換してからは、音飛びも無くなり快適に使用出来るようになりました。
安定すると、次は音質が気になりだします。
オーディオグレードの無線装置は世界中探しても販売されていないため、ネットワークシステムの唯一にして最後の弱点
となっておりました。

 

しかし、その弱点もついに克服出来る日がやってきました。
このように、ハブと無線装置の間に挟み込むことにより、無線装置から混入するノイズをシャットアウトする事が
可能となります。

接続方法は以下のような変化となります。

今までの状況
ハブ---銅線LANケーブル---無線装置 
この接続では銅線LANケーブルを伝わり無線装置からノイズが混入します。

Optical Module Deluxe を間に挟むと以下のようになります。

ハブ---銅線LANケーブル---Optical Module Deluxe---光ケーブル---Optical Module Deluxe---銅線LANケーブル
---無線装置

間に光伝送が入る事により、電気的接続が途中で無くなるためノイズが遮断されるようになります。

その結果は、今まで以上の静寂が得られるようになりました。
今までも十分なS/N比が確保出来ており、これ以上静かになることは無いのではないかと考えていたのですが
さらに静かになります。
ノイズに埋もれていた情報が今まで以上に聞こえるようになり、エコー成分が空間へ消えていく様がより長く聞こえます。

さて、効果抜群なことは分かりましたので、次のステップです。

 
 

前回、検証した光接続方法の違いによる音質チェックです。
上の紫ケーブルが シングルモード 下のオレンジケーブルがマルチモードです。
基本的に前回の検証と全く同じ変化を感じました。
シングルモード接続は滲みの無い、ダイレクトな音で、マルチモードは角を落とした優しいタッチの表現となります。

マルチモードとシングルモードの音質差は大きく、積極的に音質を追求する部分だと感じます。

マルチモードからシングルモードへ変更すると、一瞬音数が減り空間が狭くなったように感じました。
ですが、良く聞くとマルチモードの音は滲む事によって空間感を演出しており、個々の音の粒子エネルギーは
落ちているように感じます。
シングルモードは、音が滲むことなく塊として存在するため、一瞬音が減ったように錯覚しますが
正しい位置に正しいエネルギーを保持したまま存在しているように感じます。
空間情報の豊富(情報量の多い)なソフトを再生するとこの両者の違いは顕著に表れます。
現実以上に広い空間表現を行いつつ、厳しくならない程度にわずかに角を落とした優しい音色を広げる
マルチモード。
まさに「生」という生きた「音」を再現するシングルモード。
きつい録音はそのままダイレクトに耳に刺さってくるその再生はまさに、生の音だと感じます。

オーディオに癒やしを求める方にはおすすめできませんが、音楽をそのまま味わいたい方には
シングルモードをおすすめします。
逆に、ストレス発散や癒やしを求める場合はマルチモードが心地良くおすすめです。

モード違いの検証が終わりましたので、次はストリーミング音源(光ケーブル内をデータが通過します)
とNAS格納音源(光ケーブル内をデータは通過しません)の違いを確認しました。
このテストの意味は、光ケーブルを通過することにより音質改善が行われているのか
無線装置が隔離されたことにより音質改善が行われているのかを確認するためです。

結果はNAS格納音源再生時にもストリーミング再生時と同等の効果がありました。
ですので、無線装置を隔離することの重要性が確認出来ました。

以上を踏まえて、吉田苑 Roon用リファレンスシステムへOptical Module Deluxeを組み込む事としました。

吉田苑システムの場合、ハブにM12 Switch IE GOLDというオーディオグレードの物を採用しているため
Optical Module Deluxe を無線装置との間に組み込みますが、ハブに普及品を使用している場合は
ハブとネットワークプレーヤーの間に使う方が良いと思います。
組み込む場所はお持ちの機材により最適解が変わりますので、色々試して見て下さい。
 
 

今までのシステムです。
左上より
マスタークロック Antelope Audio 10MX
Roon 用に特化したPC エスプレッシーボPC改 Roon
DAC Nmode X-DP7
ネットワークトランスポート SOtM sMS-200 ultra NEO
USBリジェネレーター SOtM tx-USB ultra
ハブ 日本テレガートナー M12 Switch IE GOLD
無線装置

 

これからのシステム
上記システムに追加で
光ファイバー(SFP)-LANコンバーター SONORE Optical Module Deluxe 2台 シングルモード接続 

この大袈裟なシステムがこれからの吉田苑 Roon用リファレンスシステムとなります。

CDプレーヤーであれば、CDトランスポートを使用したとしてもDACとクロックの3台で完結する再生装置を
ここまで大袈裟にする必要があるかどうか疑問ですが、音質を追求するとこうなってしまいました。
個々の機材はクロック以外極端に高価な機材を使用してはおりませんが、数が多いので結果として
100万円オーバーのシステムとなってしまいました。
コストパフォーマンスを考慮すると、飛び抜けて高価な Antelope のクロックを Nmode X-CL3 クラスにするのが
良いと思います。

 
2021/01/18 intime 翔 販売価格 66,000円(税込) 翔 DD 販売価格 25,000円(税込) 
 
吉田苑は福岡という立地面からイヤホンを積極的におすすめしておりません。
九州は住宅面で恵まれており、比較的広いご自宅をお持ちの方が多く、さらに通勤時間1時間以内の方が多いため
イヤホンやヘッドホンの需要があまり無いのです。
ですので、吉田苑のホームページ上にはイヤホンの情報がほぼ載っておりません。
ですが、唯一の例外として intime の煌 と轟 を紹介しており、通信販売ページにも掲載しております。
その intime 最上級モデル 翔 とその弟分の 翔 DD の取扱いを始めます。

 
 
最上位モデルの 翔 です。
価格帯としてはミドルクラスではありますが、その実力はハイエンドだと思います。
吉田苑店頭にてスピーカーで試聴している音に近いイメージの音が出てくる、イヤホンとしては大変珍しい音作りがしてあり
強調や付帯音がほとんど感じられません。
だからこそ、このメーカーの製品をおすすめしていたのですが、さすが最上級モデルです。
今まで販売していた煌や轟とはクオリティが違います。
高域のナチュラルな伸びは、今まで試聴したどのイヤホン(他社モデル含む)より本格的で誇張感がありません。
それでいて情報量も多く、刺激感もありません。
スピーカーで聴いていた音楽をそのままイヤホンで聴いても、違和感が少ないモデルはほとんど有りませんので
貴重なモデルだと思います。
良い意味で上質な普通の音のするイヤホンです。

受注生産品のため、納期2週間ほど掛かります。

 
 
1月30日(土)発売の新製品です。
翔の弟分で 翔 DD です。
試聴機を聴いたときは価格未定でしたので、音だけから判断して5万円くらいかな?と想像していましたが
なんと予想の半額の 25,000円(税込)!
コストパフォーマンス抜群のおすすめイヤホンです。

翔 と比較試聴さえしなければ、文句有りません。
高域のナチュラルな伸び、情報量、個性の少なさ等兄貴の良いところは全て受け継いでおり
全ての点で兄貴の8割の出来です。
それでいて、価格は約3分の1というお買い得感!

両モデルとも店頭にてご試聴可能です。
お気軽にご来店ください。

 
2021/01/16 SFP 接続研究中です。 
 
今年最初の更新は今年の目玉になるかもしれない、新しいネットワーク接続の研究です。
PCオーディオであれネットワークオーディオ(ネットワークプレーヤー)であれ、ネットワークへの接続は必要です。
一部のマニアックな方は、ネットワークへ接続すると音質劣化に繋がる、と排除する場合もありますが
一般的にはネットワークへの接続は必須です。

データ再生に興味がある方は去年くらいから 「SFP 光接続 」という単語を耳にされているのではないでしょうか。
何だか面白そうだけど、良く分からない。
という方が多いと思いますので、簡単に SFP をご説明させていただきます。

SFP(Small Form Factor Pluggable)とは、光ファイバーや、一般的な銅線のLANケーブル等の
色々な規格に一つのポートで対応出来るよう設計されたポートです。
つまり、SFPその物はただの受け穴とご理解ください。
その穴へ、対応したモジュールを差し込むことによりそのモジュールに対応した規格を使えるようになります。

つまり、最近話題の「SFP光接続」とはSFPポートへ光モジュールを差し込み、機器間の通信を銅線のLANケーブルでは無く
光接続する事により、ノイズを遮断する事で音質アップを狙おうという考えです。
銅線のLANケーブルは必ずシールドされており、そのシールドは機器のグランド側へ接続されます。
そのため、複数の機材を接続する事が必須のデータ再生の場合、このシールドを介したノイズから逃れることが出来ません。
そこで目を付けられたのが、シールドの必要無い光接続によって機器間を接続する事によってそのノイズを完全に
切り離すことが出来るということです。

 

この機材は SPEC RMP-UB1SFP という Diretta USB ブリッジです。
また難しい機材が出てきましたが、あまり難しく考えずに 「光をUSBへ変換」 する機械と捉えてください。
左側の SFPポートへ光接続でネットワークへ接続し、右側のUSBポートから出力してDACへ接続します。
 
 

このようにモジュールを差し込んで使用します。
今、差し込んでいるモジュールはRJ45用(普通の銅線LANケーブル用)です。

 
 

このように、普通のLANケーブルを接続する事が出来ます。

 
 

そしてこれが 光モジュールを使用した場合です。
このように、差し込むモジュールにより様々な規格に対応出来るのが 「SFPポート」のメリットです。

 
 

そしてこれも同じく光接続モジュールを使用した接続です。
お気付きでしょうか、光ファイバーの数がこちらは1本です。

SFP光接続には、大きく分けてシングルモード(光ファイバー1本)とマルチモード(光ファイバー2本)があります。
そして、このモジュールや接続方法(シングルかマルチ)、さらに光ファイバーの長さによって音質が大きく変化するのです。

1/18 追記
シングルモードで光ファイバー2本もあれば、マルチモードで光ファイバー1本という方式もあるそうです。
ケーブルの本数とシングル、マルチの方式に相関関係は無いそうです。
見た目では区別が付かないと言うことですね。
ご指摘いただきました M様 ありがとうございました。

やっと本題に入ります。

今回は、その「SFP光接続」をする際に使用する方式とファイバー長を探っていこうと思います。

 
 

今回のテスト環境です。
スピーカーのすぐ後ろの床に並んでいる機材でテストを行いました。

 
 

スピーカー DIATONE DS-4NB70
アンプ Nmode X-PM7Mk2
DAC Nmode X-DP7

 
 

NAS fidata HFAS1-XS20
ハブ DELA S100
USB Bridge SPEC RMP-UB1SFP

アンプのボリュームは固定で、一度も触っておりません。
この環境で、接続方式とファイバー長を変更しつつ試聴しました。


試聴に使用したモジュールと光ファイバーです。
光ファイバーは長いほど音が良いという謎情報がありましたので、1m、3m、5m、20m のファイバーを用意しました。

 
 

マルチモード用のモジュールと光ファイバーです。

光接続する場合は、送り出し側(ハブ)と受け側(ネットワークプレーヤーやブリッジ)に各1個ずつ計2個の光モジュールが必要です。
ここには3個有りますが、残り1個はRJ45用です。

 
 

シングルモード用のモジュールと光ファイバーです。
こちらも同様に光モジュール2個とRJ45モジュールとなります。

 
 
まず基準となる標準的な接続から始めます。
今回使用したfidataのNASはUSB接続でDACと直結出来る機能がありますので、まずはこの組合せです。

NAS -- USBケーブル -- DAC .wav へのリンク

十分楽しめますが、掛けたコストを考えると少し不満の残る組合せです。

次にSFPポートへRJ45モジュールを差し込み、普通のLANケーブルを使用しての試聴です。

NAS -- LANケーブル -- ハブ -- LANケーブル -- ブリッジ -- USBケーブル -- DAC .wav へのリンク

SPECのUSBブリッジが入ったことによりDiretta接続となりましたので、単純比較は出来ませんが
情報量が増え、解像度も上がり空間も大きく広がります。
この接続が普通のLANケーブルを使用した基本接続となりますので、これと比較してどうなるかがポイントです。

モジュールを光モジュールへ変更して光接続でのファイバー長さ違いです。
接続は以下のようになります。

NAS-- LANケーブル -- ハブ -- 光ファイバー --ブリッジ -- USBケーブル --DAC

マルチ 1m.wav へのリンク

マルチ 5m.wav へのリンク

マルチ 20m.wav へのリンク

シングル 1m.wav へのリンク

シングル 3m.wav へのリンク

シングル 20m.wav へのリンク

どの方式、ファイバーの長さであれ通常のLANケーブル接続からかなりの音質向上が感じられます。

マルチモードは 20m の物が最も良かったです。これは今までのアナログなオーディオとは全く違う結果で
驚きました。
長くなるにつれて、滑らかさが増し音像が安定します。
マルチ特有の個性を感じます。
穏やかで丸みを帯びた表現となり、ふくよかで温かみを感じる表現が特徴です。

シングルモードは少し違う結果となり 20m より 3m の物が好ましかったです。
1m よりは 20m が良かったので、シングルにせよマルチにせよある程度長めの方が良い結果が出るように感じます。
こちらは、よりストレートに音が出てきます。
曖昧さが無くなり、フォーカスがぴったりと合うようになります。

マルチモードとシングルモードは好みが分かれるところでしょうか。
女性ヴォーカルにはマルチが合いますし、楽器の個性を聞き分けるような場合にはシングルが合うと思います。

最後に、RJ45 モジュールのメーカー違いの比較です。

fidata-LAN-S100-LAN-SPEC-USB-DP7 dir.wav へのリンク

fidata-LAN-S100-LAN-SPEC-USB-DP7 FS.wav へのリンク

全く同じ接続方法で、RJ45モジュールのみが違います。
同じ機能を持ったRJ45モジュールですが、製造メーカーにより大きな音質差がある事が分かります。

この結果から考えると、上で行ったシングルとマルチの比較試聴も方式の違いの音質差なのか
モジュール製造メーカーの違いによる音質差なのか判断に迷うところです。

ですので、どちらが良いと言う結論は出せませんが、SFP 光接続のメリットは明確に判断できる結果となりました。

現時点でSFPポート搭載の機材はそう多くありませんが、これから新規導入される場合の
大きな判断材料になるのではないでしょうか。