店長竹田の

「大後悔日誌」


’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !
'09 性能の違いが、音質の決定的差でないということを教えてやる
'10 数を撃てばいいというものではない、よく狙え
'11 登頂をあきらめる勇気
'12 ベースキャンプで十分だ

'13 この音、おろそかには食わんぞ。
'14 どうして耳がほてるのかしら?これって本当?
'15 神は人間に一つの舌と二つの耳を賦与したるは、しゃべるよりも二倍多く聞くためなり
'16 やればわかる!! やらなければ、一生わからん!!
'17 人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。

2017/04/21 marantz PM-10 定価 648,000円(税込) 

marantzの最高級プリメインアンプPM-10を試聴しました。

 

試聴しての第一印象は
「marantzの音も変わったな〜」
でした。
今までのmarantzのイメージは「高域に色気を乗せた煌びやかな音色」でしたが
このアンプはその「煌びやかさ」がかなりおさえてあり、控えめな色付けになっており
生粋のmarantzファンの方は物足りなく感じるかもしれませんが、普通に良い音です。

先日聞いたPMCも個性は薄くなっていましたし、さらに前に聞いたDENON PMA-SX11 も同様でした。
最近発売された新製品は同じ方向へ向かっているように感じます。
「ハイレゾ対応」を念頭に置き、ワイドレンジ化を図り、高S/N比を追求していくと似た傾向になるのでしょうか。

各メーカーの個性が薄れていくと、選ぶ楽しみが減るのでこの傾向が強くなるのはどうなのでしょうか。

 


 バブル期に流行った銅メッキシャーシを久しぶりに見ました。

 

CDとフォノの入力端子は純銅削り出しにニッケルメッキという贅沢なパーツが使われています。



スピーカーターミナルも同様で純銅削り出しです。
回しやすく、ケーブルを固定した際の安心感が高いです。

ハイエンドアンプとしては珍しいスイッチングアンプ(D級アンプ)採用で、エネルギー効率が良いため
サイズの割に軽量(21Kg)に仕上がっています。
「重たいアンプはもういやだ。」
という声を良く聞きますので、軽量アンプをお探しの方には良い選択肢となると思います。

 
 
2017/04/10  新型デジタルケーブル 閃光 75cm 22,000円(税込)

当店のオリジナルデジタルケーブル「閃風」の材料が無くなったため、新型デジタルケーブルを開発しました。
デジタルケーブルはRCAケーブル等のラインケーブルより重要度が低く見られがちですが、音のクオリティに直結する
重要なケーブルです。
RCAケーブル以上に音質に与える影響は大きいと感じますので、良いケーブルをお使いください。

 

今回の最終試聴用に試作されたケーブルの束です。

この写真でも全てではありません。
この前段階でケーブルその物の選定段階があり、数十種類の候補の中から線材を選定しました。

そして、線材が決定した次の段階として制作されたのがこのケーブルの束になります。
使用されているケーブルとプラグは全て同じ物です。
では、何が違うのかと言いますと、半田が違います。
半田しか違いは無いのです!
半田の違いによる音質差は無視出来ないため、このように実際に制作して比較試聴を行います。
十数種類の半田が有り、入力と出力で半田を使い分けるため、相性の良さそうな半田の組合せを模索して行くと
こんなに大量の試作機が出来上がりました。

 

最終候補として製作された25本のケーブル達

ここまで来るのも大変ですが、真の恐怖はここから始まります。

25本のケーブルの比較試聴です。
これは拷問に等しい作業です。
5本目までくらいは
「解像度がどうの、色気がどうの。」
と楽しげな会話がありますが、だんだんと無口になり殺気立ってきます。

オーディオケーブル制作業者さんの知り合いが数名いますが、どの方も変わり者ばかりな理由が良く分かります。
まともな精神状態で出来る作業ではありません。

最後の2本の候補まで絞った時点で、喧嘩になりそうでしたので最終決定は翌日に持ち越しとなりました。
普段は和気藹々とした雰囲気の吉田苑ですが、この時ばかりは殺伐とした空気が流れていました。

このような苦労を経て当店のケーブルは開発されているのです。
高価ではありますが、今回のケーブルも自信を持っておすすめできる物が出来たと思っております。

ケーブルに関しては往復ともお客様に送料のご負担をお願いしておりますが、貸出試聴も可能です。

貸出試聴ご希望の際は、お気軽にお問い合わせください。

 
2017/04/08 PMC twenty5.22 定価 518,400円(税込) 

PMCの新型スピーカー twenty5.22 が届きました。
PMCの25周年モデルということで、DYNAUDIOの25周年モデルを思い出し期待も高まります。

 

PMCの特徴とも言えるATL(Advanced Transmission Line)平たく言うとバックロードホーンだと思うのですが・・・
採用のモデルです。
この新シリーズからポートの出口に気流抑制のためのスリットが付けられました。
DIATONEの新型スピーカーもバスレフポートに同様の目的を持った突起を付けていましたから
ポート開口部の気流抑制が最近のスピーカー設計の流行なのでしょうか。

 
 

こちらは旧型のポート部です。
塞いであって見えませんが、内部はただの開口部で特に何もされていません。

 

スピーカーターミナルはシングルワイヤー専用になりました。
左下に「Hand built in the UK」と誇らしげに記載されています。

イギリス生産はうれしいですが
日本と同じで人件費の高い国ですので、どうしても高価になってしまうのでが残念ですね。

 

こちらは旧型のターミナルです。
バイワイヤー対応ですね。
どういう経緯でシングルワイヤーへ戻したのか興味があります。
必ずしもバイワイヤーが高音質であるとは思いませんので、試聴の結果採用されたのだと思います。
DYNAUDIOも一貫してシングルワイヤーを守っていますし、メリットもあるのでしょうね。

音質ですが、今までの歴代PMCとはかなり違う音作りがされています。
伝統を重んじるイギリス人が作ったとは思えない豹変ぶりにかなり驚きました。

大変現代的で洗練された音質になっており「ハイレゾ対応」という文字が頭をよぎるような
明るく、華やかなイメージです。
逆に、今までのモデルが持っていた陰影の濃い良い意味での重たさや暗さはなくなっています。
旧モデルファンの方が新型だからと言う理由だけで、導入するとがっかりするかもしれませんが
新しいファンを引きつけることは出来ると思います。
特に大きな違いは低音の扱い方で、旧シリーズはとにかく「たっぷりと低音をだすぞ!」
という方向性だったのが、「質の高い低音を必要なだけ出す」という方向になっています。
ですので、低音の量感は旧モデルと比較してかなり控えめになっております。
低域が引き締まった分、全域の抜けが良くなり高域が気持ちよく抜けていきます。

PMCは「サイズの割に低音がたくさん出る。」という事から評判が良かったメーカーですので
それを期待すると「あれ?」となるかもしれません。
良くも悪くも、今までのPMCから大きな変化を遂げたモデルとなっております。
しばらくは、新旧両モデルを展示しておりますので、旧型との比較試聴も可能です。
お気軽に試聴においでください。

 
2017/03/27 DIATONE 新型スピーカー  

昨日、一昨日の二日間、店頭にてDIATONE 新型スピーカーの試聴会を行いました。
発売日、価格共に未定ですが発売することは決定(去年の試聴会の時点では発売するかどうかさえ決定していませんでした)
いたしました。
昨年の10月にもDIATONEさんにお越しいただき試聴会を行ったのですが、その時から大幅に進化していました。
昨年の時点でその圧倒的なスピードに驚いていましたが、高域のピーキーさや低域の甘さ等、完成度は今一歩
という感じでした。
ですが、今回お持ちいただいたスピーカーはそれらの気になる部分が解消され、ほぼ完成の状態まで練り上げてありました。
まだ、数カ所改良点が残っているそうですが、このまま発売しても良いと思える高い完成度で、量産前の最終試作機に近い
状態だと思います。

製品の紹介は、なるべく客観的に冷静にお伝えするべきだと思いますが、この2日間の体験があまりに衝撃的で
冷静にお伝えできる自信がありません。
それほど、このスピーカーの再現する世界は衝撃的でした。

吉田苑が製品評価を行う際に重要視するポイントである「スピード」に関して、このスピーカーは吉田苑が今までに
取り扱ってきたどのスピーカーより速いです。
振動板が小さい、ツィーターが受け持つ高域のみを速くすることは比較的簡単ですが、ウーハー(振動板が大きい)が受け持つ
帯域まで高域と同じ速度で、ここまで速いスピーカーは聞いたことがありません。
今回の試聴会中に鳴っていた音は、吉田苑オープン以来最速と断言できます。

今気が付きましたが、スピーカーの写真を撮っていませんでした。
写真を撮ることを忘れるほどの衝撃だったとお考えください。

ただスピードが速いだけで何をそんなに興奮しているのかとお感じになるかもしれません。
こればかりは体験していただくのが一番なのですが、文字にすると簡単な一言になります。
「本物の音に近づく」
何を今更とお感じになるかもしれませんが、オーディオの音と本物の音を隔てる大きな壁の一つが
この「スピード」だと感じております。
簡単な例ですと、拍手がわかりやすいかもしれません。
今から、手を叩いてみてください。
手と手が合わさった瞬間に音が出ますね。これが本物の音です。
スピーカーからの再生の場合、アンプからの電気信号がボイスコイルに伝わりそれに反応して振動板が
前後に動作する事により音を発生します。
電気信号は銅線の中を光速の約3分の2の速度で伝わりますが、それに反応して振動板が動作するまでには
ある程度の時間を要します。
この振動板が動作して音が出るまでの時間が遅いほど、現実の音とは違う音になってしまうように感じるのですが
この反応速度が今回のDIATONEスピーカー(型番が決まっていないのです)は今まで世に出たスピーカーシステム中最速だと感じました。
拍手がきちんと拍手に聞こえます。
もちろん、この効果は音楽再生にも有効で楽器のリアリティー(質感)が大きく向上します。

このまま書き続けるとどんどん大げさな表現になってしまいそうですので、今回はここまでにしておきます。
発売が楽しみなスピーカーです。

 
 
 
2017/03/18 Nmode X-DP10 予価 330,000円程 発売日 4月上旬予定
2017/03/24 DAC Link 700Hz 安定動作のためのPCスペック追記

Nmode さんが新型DAC X-DP10 を持ってきてくれました。
心なしか得意げな顔をしているのが気になります。



Nmodeさんは活動の拠点が九州ですので、試作機を持って時々遊びに来てくれます。
2ヶ月ほど前にも同じX-DP10を持って遊びに来てくれたのですが、その時は
まだ未完成でCD再生時のエネルギー密度に物足りなさがありました。
NmodeさんのDACは情報量も多く、位相特性も良好で広い空間をきれいに再現してくれるのですが
エネルギーの再生という点では、もう少し頑張って欲しいと感じました。

CDの次に、PC接続し当店おすすめ再生ソフトであるJPLAYで試聴しました。

少し説明が必要ですので、JPLAYでの高音質再生のポイントをお伝えします。
このソフトは設定で大きく音質が変化します。
特に DAC Link の設定が音質に与える影響は大きく、設定値 1Hz〜700Hzまで選択可能で
基本的に大きな数値を設定するほど音質は良くなります。
ですが、比較的新しいDACでも良くて 170Hzまで、少し古いDACですと 85Hzまでしか動作しません。
その上の350Hzとさらに最上級の700Hzというモードがあるのですが、私が知る限り日本で販売されている
DACで350Hzに対応したモデルはありません。さらに上の700Hz対応に至っては世界中探しても数モデルしか無いと思います。
D/Dコンバーターには、数モデル700Hz対応モデルがあるようですがDAC単体で700Hzで動作する
通常販売のモデルは無いと思います。
そのため、熱心なJPLAYユーザーの方々は DAC Link700Hz で動作させるために日々研究、努力をされています。

このような状況ですので、新型DACを試聴する際は必ずJPLAY の DAC Link にいくつまで対応出来るかを
確認しております。

この時も同様にJPLAYを起動して確認したのですが、最新の他社DACと同じく170Hzまでしか対応しておりませんでした。
その時迂闊にも私が
「DAC Link 170Hz までですね。最近のモデルはこれで普通ですけど700Hzまで対応すると楽しみが広がりますよね。」
と言ってしまいました。

前置きが長くなりましたが、冒頭の得意げなNmodeさんに戻ります。

Nmodeさん、開口一番
「JPLAYを鳴らしてみてください。」
まさか! と思いつつ X-DP10 を接続して専用設定画面を開きます。

 

これは!!!

燦然と輝く「 JPLAY mode 」 の文字が!
「Nmodeさん、これはまさか・・・・」
JPLAY mode にチェックを入れて、DAC Link を 700Hz に設定しました。

ドキドキしながらプレイボタンを押すと普通に音が出てきました。
苦労せずに DAC Link 700Hz で音を出すことが出来るようになった瞬間です。

 

この設定で音を出せる日が来るとは思いませんでした。

私 「これは凄い!どうしたんですか?」

N  「2ヶ月前に社に戻ってから、JPLAYの 85Hzと 170Hzで比較試聴したんですよ。
   これが、全然違うんで驚いてしまって、さらに上の350Hzと700Hzに興味がわきました。
   せっかく新製品を発売するならば、700Hz対応DACにしてしまおうと思いまして頑張ってみました。」

私 「頑張るって、頑張れば何とかなる物なんですか?」

N  「JPLAY日本語デスクにコンタクトを取って、助言もいただきました。ですので、JPLAY日本語デスク公認で
   700Hzに対応した世界初のDACになると思います。」

前回気になったエネルギー密度の薄さも見事に解消されて(前回のモデルより大きな電源を搭載したそうです)
歴代 Nmode DAC 中、最高のエネルギー再生能力も獲得しています。

CD再生時は、Nmodeらしい空間表現力を持ちつつきっちりと楽器のエネルギーを再現することが出来
PC再生時は設定によって大幅な音色の調整が可能で、1台でかなりの範囲の音色に対応可能な
マルチに活躍するDACに仕上がっています。

DAC Link 700Hz 対応があまりに衝撃的で、その点ばかりが目が行ってしまいそうですが
ボリュームは電子制御のラダー抵抗型アナログボリュームになっており、プリアンプとしても優秀です。
さらに、リモコンに対応したのがうれしいです。

使用DACチップはESS9028PROを採用しており、D/Dコンバーター機能もあり、外部クロック入力も可能です。

 

入力端子も豊富で同軸と光が各2系統あるのがうれしいです。
特に光入力はPS4とブルーレイレコーダーの2機種を接続可能になるので便利ですね。
アナログ入力はRCA、XLR 各2系統と多機能機の名に相応しい充実した内容です。

 

外部クロックも接続可能ですし、アップサンプリング(DSDへのアップサンプリングも可能)も可能な多機能機でもあります。
もちろんリモコン対応です。

ヘッドフォンアンプも凝った作りで、ヘッドフォンアンプ用に専用トランス搭載の贅沢な設計になっています。
もちろん1bitアンプ搭載で、X-PM7と同じ11.2MHzで動作させてあります。
以前のNmodeヘッドフォンアンプと比較して、S/N比が向上している点も見逃せません。

CDを良い音で聴きたい方にも、PCオーディオを極めたい方にもおすすめできる良いDACに仕上がっていますが
初回生産のみで追加生産はしない予定だそうですので、確実に入手したい方は早めのご注文をお願いいたします。

追記

この日誌を公開してからお客様より問い合わせを多数いただいております。
その中でも特に多いのが
「DAC Link 700Hz で安定動作するのですか?」
とのお問い合わせです。
幸いデモ機を検証用にしばらく借りることが出来ていますので、1週間ほど掛けて検証してみました。

現在店頭で使用中のエスプレッシーボサウンドPCのスペックは以下のようになっております。

JPLAYシングルPCモードで使用しています。
Windows10
CPU i3-4370T (シングルコアモードで動作)
メモリー 4GB(4GBの1枚挿し)

この条件で DAC Link 350Hz までは安定動作します。
ですが、DAC Link700Hzになると突然ハードルが高くなります。
DAC Link700Hz では、1曲のみ再生時は問題無く安定動作します。
ですが連続再生させると、1曲目の終わり(次の曲を読込に行くタイミングだろうと想像しています)で
必ず、動作停止します。
これは、KAZOO等のコントロールポイントを使用してもFoobar2000等でASIO ドライバーとして使用しても同様
の症状が出ましたので、再生ソフトの問題ではなく根本的な問題だと感じました。
恐らくCPUパワーが足りていない(次の曲を読込に行く瞬間に大きな負荷が掛かっている)ため
動作が停止するのだろうと当たりを付けて、CPUをパワーアップしてみました。

まずは、シングル動作させていたi3-4370Tを通常のデュアル(コア2つ)動作に戻してみましたが
やはり次の曲へ行くときに停止します。

こうなると i3-4370T その物のパワー不足ということですので、i5-4690T へCPUを交換しました。
まずはそのままクアッドコア(コア4つ)で動作させたところ、安定動作しました。
次にどこまでコア数が落とせるか試してみましたが、シングルコアでは動作しませんでしたが
デュアルコアで動作する事を確認しました。

以上の検証結果から、DAC Link 700Hz で安定動作させるためにはある程度のCPUパワーが必要だと思われます。
他のパーツとの兼ね合いもあるとは思いますが、これからJPLAY DAC Link700対応PCを組む場合は
CPUにi5シリーズ以上を組み込む事をおすすめします。
メモリー容量は4GBの1枚挿しで問題無いようです。

もう一点大事なポイントですが、DAC Link700 で安定動作させるためには
JPLAY設定画面で Xtram Size を500以上に設定してください。
最低値の250では、動作停止する事がありました。
PC Buffer は最低値の0.01で大丈夫でした。

1週間ほど鳴らし込んだところ、良い感じにほぐれてきて素晴らしい音で鳴っております。
明日からのDIATON試聴会で一緒に試聴可能です。
この組合せは、相性抜群で今までに聞いたことがない音が出ています。
ぜひ遊びに来てください。

さらに追記

DAC Link700Hzでの安定動作ですが、ノートPCですとCPUがi5でも厳しいようです。
今までの検証は全てデスクトップ型PCで行いましたが、ノートPCでも同様の結果が出るかどうか検証してみました。
i5搭載ノートPCで検証したところ、次の曲を読込に行くタイミングで動作停止します。
想像ですが、i7でも厳しい予感がします。
ノートPCでのDAC Link700Hz再生は厳しいかもしれません。


 
2017/02/10 OPPO Sonica DAC (オープン価格  実売価格  105,800円(税込)ほど)

OPPOより新型DACが発売になりました。
最新の高級DACチップES9038PROを使用し、電源部もアナログ用にトライダルコア使用のトランスを使用。
さらにそのアナログ回路は完全バランス設計と俄には価格が信じられない意欲的な内容です。

 
 
いくら内容が良くても音が良くないと意味が無いのですが、このモデルは価格に見合った満足感を得ることの出来る
完成度の高いモデルです。

まずは、CDトランスポートから同軸デジタルで接続してCDの試聴をしてみました。
上位モデルHA-1と同じくプリ機能もありますが、プリ機能は使用せずに単純なDACとして試聴しております。

素直な音が「サラッ」と出てきます。
HA-1のような個性が薄く、特に強調された帯域の無い良い意味で普通の音が出ます。

次にPCからUSB接続でハイレゾ音源を試聴しました。
レンジが広く音数もこの価格帯のDACとしては十分に取れています。
透明度や解像度に少し不満はありますが、価格を考慮すると頑張っていると思います。

10万円のDACとして十分に満足できるモデルだと思います。
見事に価格に見合った音質のDACに仕上げてくるあたりにOPPOの高い技術力を感じます。

2017/02/04 SCANSONIC MB-5 (価格未定ですが100万円くらいになりそうです) 

SCANSONIC 新製品 MB-5 を視聴中です。
コンパクト2ウェイのMB-1は2ウェイとは思えない中域密度の高さが特徴の、おすすめスピーカーの一つですので
期待していました。
 
 

左が新製品 MB-5 右は比較用のMB-1です。
横幅は同じですが、奥行きはMB-5の方が3cmほど深くなっています。

ツィターを挟み込んだウーハー2本は3.5kHzでクロスさせてあり、下2本のウーハーは200Hzから下を受け持つ
2.5ウェイタイプです。
目が覚めるまで時間の掛かるメーカーですので現在エージング中です。

 
 
2017/02/04 DALI Zensor1 AX 定価 97,200円(税込) 

Bluetooth 対応スピーカーの紹介を年明けから立て続けにしておりましたが、またもやBluetooth対応スピーカーが発売になりました。
入門クラススピーカーでは断トツの人気を誇る DALI Zensor シリーズについに登場です。
 
 

外観はリモコン受光部とLEDが付いただけで、Zensor1と同じです。

 

Bluetooth 以外の入力は光デジタルとステレオミニジャックの2系統あります。
左右スピーカー間の接続は通常のスピーカーケーブルを使用します。

左右スピーカーの接続方法に各社の個性が出ますね。

LANケーブルのLINN
無線のDYNAUDIO
スピーカーケーブルのDALI

Bluetooth再生を中心に考えるとやはりDYNAUDIOが採用している無線方式が良いように感じます。

さて、試聴開始です。
低音がない??設定間違えたかと思いましたが、イコライザー等の音質調整機能は付いていないようです。

ここでようやく取説に目を通します。
気になる一文がありました。
「Zensor1 AXは壁の近くに設置してもパフォーマンスを発揮出来るように設計されています。」
つまり、壁を使って低域をブーストする前提で音作りされているようです。
そのため、壁から離してスタンド上に設置すると低音不足になるようです。
用途から考えると、分からなくもありませんが少しがっかりです・・・

壁掛け(もしくは壁に近付けて)使用する前提のスピーカーですので、オーディオ的にきっちりと設置すると
スカスカの音になってしまいます。
BGM用途と割り切って壁掛けで使用するには良いスピーカーですので、お使いの状況に合わせてご選択ください。


 


2017/01/29 TEAC TN-550 / TN-570 オープン価格 実売価 10万円ほど 

世の中はアナログブームのようで、当店にもおすすめレコードプレーヤーのお問い合わせが増えて参りました。
高級機は選択肢も色々とございますのでそれほど困らないのですが、初心者の方や低価格プレーヤーをお捜しの方におすすめできる
良いプレーヤーが見当たらずに困っていました。
そんな中 TEAC からTN-570というフォノイコライザー内蔵プレーヤーが発売になりましたので試聴してみたところ、必要十分な音質と
初心者にも使いこなせる使いやすさを両立しておりましたのでご紹介です。

はじめてレコードプレーヤーを購入した方にお分かりいただけるように、初歩的な説明を入れますので歴戦の勇士の方は読み飛ばしてくださいませ。

 
 

この写真はヘッドシェル(アームの先に付いた白い部分です)を交換しています。
オリジナルはアームと同じ黒色です。

TN-570 はフォノイコライザー内蔵型ですので、CDプレーヤーと同じ感覚でアンプと接続出来ます。
レコードを聞くために必要な機材は以下になります。

ターンテーブル(レコードプレーヤー)

フォノイコライザー

この3点があれば普通のアンプに接続して使用する事が可能です。
フォノイコライザーは、針で読み取った音楽信号はそのままだと音が小さすぎて聞こえないので音を大きくする仕事をします。
(その他にもっと大事な機能があるのですが説明が難しいので割愛します。興味がある方は「RIAAカーブ」で検索してみてください)

TN-570にはレコード再生に必要なこの3っつの機材が全て含まれておりますので、購入して調整すればお手持ちのシステムに組込可能です。

問題はその調整です。
CDプレーヤーのように箱から出してRCAケーブルを接続すればすぐに使えるわけではございません。
これからその調整方法を紹介します。
難しいことは何一つございませんので、見ながらやってみてください。

まずはプレーヤー本体を水平な台の上に置きます。
アームを真横から見る必要がございますので、テーブル等の高い台がよいと思います。

 

調整に使用するのはアームに付いているこの2つのダイヤルになります。
右側の部分がウエイト、下の部分がアンチスケーティングと覚えておいてください。

まずはアンチスケーティングメモリを0に合わせます。


アンチスケーティング とは、レコードを針がトレースしていくと力学的に盤中央方向へ引っ張る力が発生します。
これに対して盤の外側方向へ力を掛けることによって打ち消す機能を持っています。

 

次にアームを置き台から外して、レコード盤と置き台の中心ほどの位置にしてください。
真横から見てレコード盤とアームが水平になるようにウエイトを回して調整します。

手を離した状態で、レコード盤とアームが水平になるようにします。

 

水平が取れたら、アームを置き台に戻してください。
次にウエイトの前にあるメモリのみを回転させ0に合わせます。
この時にウエイトを一緒に回してしまうと、せっかく取ったバランスが狂いますので手前のメモリだけ回すようにご注意下さい。

 

今度はウエイト本体を回します。
ウエイト本体を持って反時計回り方向へ回して下さい。そうすると先ほど0位置に合わせたメモリも一緒に回転しますので
針圧(付属品の場合は1.4gですが、この数値は針によって変わります)に合わせます。
写真では1.5gに合わせてありますが、本来は1.4gの位置へ合わせるのが正解です。

次にアンチスケートメモリも同様の1.4の位置に合わせます。

これで調整は終了です。
慣れれば1分で調整出来ますし、一度調整してしまえば次に針交換をするまでは特に調整する必要はありません。

TN-570はフォノイコライザー内蔵タイプですが、TN-550はフォノイコライザーの付属しない純粋なプレーヤーです。
TN-550をお使いになる場合は別途フォノイコライザーを用意していただくか、フォノイコライザーを内蔵したアンプが必要になります。
TN-570より良質なフォノイコライザーを組み合わせればより深みのある再生も可能ですが、TN-570にはフォノイコライザーのスルー機能
が付いておりますので、TN-570をご購入後にフォノイコライザーや針をグレードアップするという使い方にも対応可能です。

実売10万円ほどのプレーヤーの中では、エネルギー密度の高いアナログらしい再生が可能なおすすめプレーヤーです。

 
 
2017/01/27 DYNAUDIO Contour30 定価 1,080,000円(税込) 

DYNAUDIOの新型スピーカー Contour30 デモ機をメーカーよりお借りして視聴中です。

 
 

1月30日(月)までは店頭で試聴可能ですので、興味がございましたらご来店ください。

 
2017/01/16 YAMAHA YBA-11 定価 8,640円(税込) 

KEF LS50ワイヤレス や DYNAUDIO Xeo2 等のワイヤレススピーカーにより、今更ながら Bluetooth再生の利便性に
目覚めてしまいました。
Wi-Fi接続の場合は面倒な設定が必要で、敷居が高くそれほどの優位性を感じませんでしたが
Bluetooth再生の場合は、最初にボタン一つで接続を確立出来てしまうため全く負担になりません。

こうなると、自分のシステムをそのまま流用してBluetooth再生に対応させたくなり色々調べてみました。
オーディオ用途ですので、アナログ出力のタイプでは無くデジタル出力、それも光出力では無く同軸出力のモデル
が理想です。
こんなマニアックなモデルは無いだろうと思っていたのですが、YAMAHAさんが販売していました!

 

65mm四方ほどの小さな箱です。
上面のボタンを押してからスマホ等と接続を確立させるだけの簡単操作です。

 

貴重な同軸デジタル出力を持つモデルです。

早速試してみましたが、一点注意点がございます。
電源はUSBポートから給電する設計のため、ACアダプター等の電源が付属しません。
オーディオ機材の中にUSBポートが付いた機器をお持ちの場合は、そこから給電すれば良いですが
無い場合は、別途5VのACアダプターが必要です。外形5.5mm内径2.1mmセンタープラスのACアダプターをご用意ください。
 
店頭のリファレンスシステムに組み込んで試聴してみましたが、BGM用途としては全く不満を感じません。
手元で楽曲の選択からボリューム調整まで可能ですので、ストレス無く音楽を楽しむ事が可能です。

最大のメリットはDACさえお持ちならば、この機材を一つ導入するだけで今お持ちの機材で簡単にBluetooth再生可能
になる点です。

ストイックに音質を追求するのも良いですが、たまには気軽に音楽を楽しむのもよいと思います。

 
2017/01/14 DYNAUDIO Xeo2 定価 194,400円(税込) 

先日のKEF LS50ワイヤレスに引き続きワイヤレススピーカーのご紹介です。
当店の主力スピーカーメーカーの一つであるDYNAUDIOから新型ワイヤレススピーカーが発売になりました。
前モデルはワイヤレスではあるものの、Bluetoothに対応していないという微妙なモデルでしたが
今回はBluetoothにも対応して、普通に使えるようになりました。

 
 
入力は Bluetooth / RCA / ステレオミニジャック / 光デジタル の4系統でPCやネットワーク接続をする際は
別売りの Xeo HUB が必要です。
ですが、このスピーカーは Bluetooth 専用と考えていただいた方が良いと思います。
上位モデルの Xeo4 や Xeo6 には最初からPCやネットワーク接続機能がございますので
ネットワーク接続ご希望の場合は上位モデルをおすすめします。

 

入力はシンプルに4系統です。
切替はスピーカー上部かリモコンで行います。

KEF LS50ワイヤレスは左右スピーカー間の接続がLANケーブルでの有線接続のため、中途半端なワイヤレスモデル
となっていましたが、このモデルは左右の接続もワイヤレスです。
そのため設置の自由度が高く、電波が届く範囲内ならどこにでも設置可能ですので
店舗等での使用には理想的なモデルだと思います。

反面、LS50ワイヤレスにある音質調節機能がほとんど無いため、音質面ではLS50ワイヤレスに一歩及ばないのが残念で
価格差分の音質差があるようです。

設置自由度の高い、高級Bluetooth スピーカーという新ジャンルのスピーカーですので
用途が合った場合は有力な候補になると思います。


2017/01/14  iFi micro USB 3.0 販売価格 64,800円(税込) iFi nano USB3.0 販売価格 32,400円(税込)

当店リファレンスPCシステムのキーデバイスとして活躍していた iFi iUSB Power が製造完了となり
新型の USB 3.0 シリーズが発売になりました。
iUSB Power と同サイズの micro USB3.0 と 小型の nano USB3.0 です。



上から
nano USB3.0
micro USB3.0
iUSB Power
となります。

まずはこの機材がどのような仕事をするかですが、一つ目の仕事はUSB信号ラインのノイズフィルターとして機能します。
もう一つはUSBラインのDC5V電源の生成/供給を行います。
ノイズフィルターとしてはJCAT USB Isolatorの方が効果的だと感じるために、吉田苑では単純な5V電源として使用しております。

接続方法ですが、通常は
PC---USB3.0---DAC
という接続になります。
この接続方法でも十分に効果を発揮出来ますので、通常はこの使用方法で全く問題ございません。

さらに上を目指すと少し複雑になり、現在の吉田苑ではこのような接続になっております。

PC---UBX-W(信号ラインのみ)---JCAT USB Isolator---DAC
micro USB3.0---UBX-W(電源ライン)---合流してJCAT USB Isolatorへ一緒に接続されます。

UBX-Wとは当店のオリジナルUSBケーブルで、USBケーブルの信号ラインと電源ラインが別々になったケーブルです。
PC側(A)が2又になっており、信号ラインはPCへ電源ラインは電源装置へ別々に接続出来るようになっております。
DAC側(B)は1つにまとまっておりますので上記接続例の場合は一口にまとまってJCAT USB Isolatorへ接続されます。

USBの仕様はオーディオの事を全く考慮されずに作られましたので、オーディオ信号の伝送としては
かなり問題があるように感じます。
そのため、USB周りに手を加えると驚くほど音質が改善されますので、吉田苑ではUSBケーブルをはじめとした
伝送ラインには特に気を配っております。

実際の効果ですが、旧モデルの iUSB Power の有り無しだけでも、S/N比に違いがあることがすぐに分かります。
新型はさらに効果が上がっており、小型のnano USB3.0でも iUSB Power以上の改善効果があります。
上位モデルのmicro USB3.0 は電源装置としては高価ですので、まずは nano USB3.0 からはじめてもよいと思いますが
micro USB3.0 はその価格差分の仕事をきっちりとしてくれて、さらに深みのある再生をしてくれますので
ご予算に余裕がある場合は micro USB3.0 がおすすめです。


 
2017/01/14 PCオーディオをコストダウンで高音質化

PCオーディオの音質改善を目指して日々研究しておりますが、コストダウンしつつさらに音質改善まで出来る技のご紹介です。

PC本体のCPUは低スペックほど高音質であることは以前からお伝えしておりますが、この法則は全てのパーツに言えるのかもしれません。
今回はメモリとSSD(HDD)のお話です。
まずはメモリですが、ほとんどのPCには最初から2本挿さっております。
これは、2枚挿すことによってデータ処理を高速化出来るからなのですが、オーディオ用途にはそこまでの
スピードは必要ありません。
ですので、メモリ1枚挿しと2枚挿しで比較試聴してみました。
店頭のエスプレッシーボサウンドPC改良版は4Gメモリ2枚挿しがデフォルト設定ですので
まずはデフォルトで試聴してから1枚外してみました。
雑味が取れすっきりとした見通しの良い音へ変化します。

 
 

メモリ1枚だけになった内部です。


これで、メモリ1枚分コストダウンしつつ、音質は向上しました。
さらに、OS用のSSDを256GBから64GBへ変更してみました。
これも効きます。
楽曲データは増設SSDや外部ストレージに保存する事が前提となりますが、音質優先の場合OS用のSSDは容量が小さいほど
良いようです。

オーディオ専用PCの場合、必要以上のスペックを持たせると悪い方へ行くようですので、可能な限り低スペックを目指すことが
結果として良い音に繋がるように感じます。
DSDへのリアルタイム変換等の重い作業は出来なくなりますが、単純に高音質を目指す場合の一つの方向性として
有りなのではないでしょうか。

2017/01/13 KEF LS50ワイヤレス 定価 270,000円(税込) 

今年最初の日誌は吉田苑のメインポジションからは外れますが、便利で気軽に使用出来る
ワイヤレススピーカーのご紹介です。
オリジナルの KEF LS50 は大ヒット作のスピーカーで大変良く売れたようです。
そのLS50にアンプ類を組込み、ワイヤレス化されたモデルが LS50ワイヤレスになります。

 

Wi-Fi / Bluetooth / PC / ネットワーク接続 / 光デジタル / RCAアナログ の各入力に対応しており
様々なデバイスと接続することが可能です。

吉田苑は基本的に高音質再生を目指しているため、音質では一歩劣るイメージのある
ワイヤレススピーカーやアクティブスピーカーをおすすめすることはありませんでした。
ですが、音楽を聞く道具として考えた場合にかしこまらずに気軽に使えることは
大きなメリットだと思います。
特にBluetoothによるワイヤレス再生は、一度使用するとそのあまりの利便性に多少の音質劣化が
気にならなくなるほどの魅力があります。

今回ご紹介する KEF LS50ワイヤレスはそのようなワイヤレススピーカーの中でも
特に高価なモデルになりますので、その価格に見合うだけの音質を要求される難しい
価格帯になると思います。



右chの天板上にある操作パネル。
付属のリモコンからも操作可能です。


箱から出して設置していると、付属品の中にLANケーブルがあります。
「ネットワーク接続用のLANケーブルまで付属しているんだ。」
と感心していたのですが、違いました。
左右のスピーカをこのLANケーブルで接続するのです。
さらに左右のスピーカーごとに電源ケーブルが必要ですので、ワイヤレススピーカー
とは言ってもケーブルが複数接続されることになり、通常のスピーカー以上に
スピーカー周りはケーブルだらけになってしまいます。
せっかく見た目がおしゃれなモデルなのに、少し残念ですね。

 

これだけの多入力にさらに Wi-Fi に Bluetooth まで対応と
接続出来ない機材がないほどの充実ぶりです。


このスピーカーは入力された信号を全て192kHz/24bitにアップコンバートしてから
DSPに送り信号処理を行います。
実際の設置環境に合わせて、DSPによりデスクトップモードや壁との距離に合わせた設定が
出来るようになっていますが、最初の試聴はデフォルトで行いました。

低音の量感たっぷりのゆったりとした再生で、これはこれでリラックスできて悪くはないのですが
さすがに少しゆったりしすぎていて物足りません。
WiFi接続されたスマホ上で設定変更が出来るため、色々と試してみましたが
オーディオ的に詰めたきちんとした設置の場合は、全ての処理を外した素の状態が最もハイクオリティな
再生をしてくれました。
ですので、素のスピーカーとしての能力は高く完成度の高いスピーカーだと思います。
設置環境に合わせて設定を変更できますし、対応出来る範囲の広い使いやすいスピーカーだと感じました。

 


専用アプリを使用してスマホで設定変更が可能です。
これは、店頭で最も高音質再生が出来た際の設定です。
全てのチェックを外して素の状態に高域を2dB上げてあります。


BGMとしての使用では、置いただけでも十分に期待に応えてくれる便利なスピーカーですが
きちんとセッティングを詰めて行くと、贅沢を言わなければ納得できるクオリティを持っています。
ワイヤレススピーカーとして高い完成度を持つモデルですので、ファミリーで使用する等の利便性を考慮すると
おすすめできるスピーカーだと思います。