店長竹田の

「大後悔日誌」


’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !
'09 性能の違いが、音質の決定的差でないということを教えてやる
'10 数を撃てばいいというものではない、よく狙え
'11 登頂をあきらめる勇気
'12 ベースキャンプで十分だ

'13 この音、おろそかには食わんぞ。
'14 どうして耳がほてるのかしら?これって本当?
'15 神は人間に一つの舌と二つの耳を賦与したるは、しゃべるよりも二倍多く聞くためなり
'16 やればわかる!! やらなければ、一生わからん!!
'17 人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。
'18 「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
’19 年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。



2019/08/17 DENON PMA-390RE 定価 56,160円(税込) DCD-755RE 定価 56,160円(税込) 製造完了のお知らせです。
 
DENONさんの入門クラスプリメインアンプ PMA-390RE と CDプレーヤー DCD-755RE が完了となります。
後継機は 600NE シリーズとなり、初代 PMA-390 から28年間継承されてきた 390 と 755(こちらは19年間)という型番が無くなってしまいます。
このシリーズは大好きで入門クラスとしておすすめしていただけに、少し寂しいですね。

最終生産分がある程度の数入荷いたしましたので、入門クラスをご検討中の方やサブシステムをお探しの方にはおすすめできる
良いシステムです。
販売価格はセットで43,000円(税込)ほどですので、定価の半額以下で購入できます。

 
 
音質は良い意味でDENONさんらしくなく、素直な帯域バランスを持ち安心して音楽に浸れます。
駆動力も有り、少し格上の50万円クラスのスピーカーくらいでしたら過不足無く駆動出来ます。

仮にご予算が30万円のシステムをご検討中の場合、25万円のスピーカーとこのセットを組み合わせるというスピーカー一点豪華主義も
十分に考慮範囲に入る能力を秘めています。
逆に 10万円のアンプとスピーカーとCDプレーヤーを揃えるくらいでしたら、上記セットの方が音が良いかも知れません。

スピーカーはほとんど進化しておりませんので、昔ながらの物量投入が必要で良い物は高価です。
ですが、エレクトロニクス製品の進歩は凄まじく、入門クラスでも価格が信じられない高いパフォーマンスを秘めたモデルが
ございます。

このPMA-390RE と DCD-755RE セットはそのハイコストパフォーマンス代表といっても良いと思います。

オーディオマニアとして見ると入門クラスとして軽視されてしまうモデルですが、基本に忠実なオーソドックスな設計と音作りは
信頼出来る標準機としての性能を十分満たしており、一般的な音楽マニアであればご不満無く音楽に浸れる能力を持っていると思います。

名機の系譜 390 と 755 の型番を持つ、最後のモデルです。
入門用、サブシステム用としてぜひご検討ください。

 
2019/08/11  ELAC DS-A101-G  定価 149,040円(税込) 

ELACというとジェットツィーター搭載スピーカ-が真っ先に思い浮かび、スピーカー専業メーカーというイメージが
ありましたが、最近は総合オーディオメーカーを目指しているようで、レコードプレーヤーやアンプ等を発表しています。
今回はその中からコンパクトな多機能プリメインアンプのご紹介です。

 
 
 
横幅 214mm 奥行き 313mm というハーフサイズに様々な機能が盛り込まれています。

主な機能は以下となります。

ネットワークプレーヤー
DAコンバーター
Bluetooth 機能
プリアウト装備
サブウーハー出力装備
RCA入力2系等

プリアンプ機能を持ったネットワーク対応プリメインアンプ
という多機能モデルとなります。

 
 
機能が多いため、背面が端子で一杯です。
そのせいで、右端のスピーカーターミナルは通常のスピーカーターミナルよりかなり小さく、小指の先より小さいです。
しかも左右のターミナル間隔がせまく、油断するとすぐにスピーカーケーブルがショートしますので、ご注意下さい。

ELACブランドでこの多機能ながら実売13万円ほどというお買い得感の高いモデルとなっております。

まずは、ネットワークプレーヤーから試聴してみました。
十分に良い音がします。
素直な特性を持ち、位相も揃い、クセの少ない良い意味で普通の音がします。

別途USB/DAコンバーターを用意して、同じ音源をライン入力から聞いてみました。
先ほどと同じアンプを使用しているとは思えない、スピードの遅いまったりとした音色へ変化し驚きました。
通常このタイプの多機能機は、外部の上質な音源を接続すると単純にアンプとして動作するようになり
音が良くなる場合が多いのですが、この機材に限って言えば自己完結させた方が良いようです。
試しに、CDトランスポートから同軸デジタル接続で試聴すると、最初のイメージと同じ良い音で鳴りました。
DAC部を含めた総合的な音作りを行っているようで、基本的にデジタル入力で使用する機材だと思います。

アンプ と DAコンバーター と ネットワークプレーヤー と Bluetooth アダプター を別々に購入した
システムでこのクオリティは出せないと思いますので、サブ機や限られた空間での使用にぴったりなモデルだと思います。
特にテレビとリビングオーディオの融合に使用出来るため、リビングに最適な一台でもあります。

純粋なピュアオーディオ機器ではありませんが、時代はネットワークとオーディオ(家電)の融合へとすすんでいますので
ネットワークシステム入門としてもおすすめです。



2019/08/01 JPLAY 日本語公式ページ閉鎖のお知らせです。 
 
おすすめしておりました再生ソフト「JPLAY FEMTO」ですが、日本語でのサポート及び販売を担当していた方が「JPLAY」側から契約を解除されたようです。
7月31日を持って「日本語公式ページ」は閉鎖されました。
当店にも以前より「日本語サポート」への苦情が複数寄せられており対応に苦慮しておりましたが、「JPLAY」本国側もついに許容出来なくなったようです。

「JPLAY FEMTO」というソフト自体に罪はございませんが、イメージダウンは計り知れません。
私自身、これからの方針を決めかねているところではございますが、日本語公式ページが閲覧できなくなった以上
一般ユーザー様の新規導入は難しくなりました。
ですが、音質という点では魅力がある点も事実です。

さすがに問題が大きくなりすぎて 「JPLAY」 憎さにによるイメージダウンが吉田苑まで波及する可能性もあり
現時点で「JPLAY FEMTO」をおすすめから外すことも考えましたが、
「日本語でのやり取りが出来ない。」という点さえ許容できれば、音質優先で考えると選択肢に残すべきでは、と考えております。

現在、日本語公式ページより「JPLAY」を購入したお客様のサポート方針を、本国へ問い合わせ中です。
その返答次第でこれからの方針を決定する予定です。


2019/08/02 追記

JPLAY 本国側と連絡が付き、これからの事を聞かせていただきました。

JPLAYとしては、日本のマーケットを重視している。
可能な限り早期に日本の正規代理店を選定する。
JPLAY.eu ウェブサイトの日本語版を設置する。
今までに「日本語公式サイト」より購入したお客様に対しては、JPLAY.eu にてサポートを継続します。
問い合わせ等は JPLAY.euのウェブサイトへお送りください。

以上の内容でした。
今までのお客様のサポートを継続していただける点。
日本からの撤退では無く、重要マーケットとの認識でこれからも日本マーケットを重視していただける点。

これらを考慮して、吉田苑としてはこれからも「JPLAY FEMTO」をおすすめして行こうと思います。


2019/07/28 Nmode X-PS3 定価 96,984円(税込)  東京試聴会のお礼
 
7/20日21日の2日間東京試聴会を行いました。
長時間の試聴会にもかかわらず、ほとんどの方が最後までお付き合いいただきありがとうございました。
6時間近いイベントにも関わらず、毎回途中退場者がほとんどいらっしゃらない事に感謝いたします。

今回はアナログ再生からCD再生、ネットワークプレーヤー、PCオーディオと、現時点で主に使用可能な全てのメディアを
使ったデモを行いましたので、各メディアの特徴も含めてお楽しみいただけたと思います。
今回は、試聴会の様子をイメージビデオ風に制作します(著作権の関係で音源は変更されます)
参加出来なかった方に、吉田苑の試聴会ってこんなイメージなんだとお分かりいただけるような動画を製作出来たら良いな
と考えております・・・が、動画って難しいのであまり期待しないでくださいね。

吉田苑の試聴会は、大きなオーディオフェアのように各社ごとに部屋が分かれている訳ではございません。
一つの部屋で、各社40分ずつデモをしていただきます。

今回は ZANDEN / SFORZATO / DIATONE / Fundamental / Nmode / 吉田苑 の順番で行いました。
間に接続替え件休憩時間を挟みますので、6時間ほどの長いイベントとなります。
長い、とお感じになられると思いますが、各社共に個性的なデモをしていただけるで退屈することは
なかったのではないでしょうか。

出張所形式でお一人お一人に合わせたセットを試聴していただくのも楽しいですが、今回のような試聴会形式で
皆で楽しむイベントも良いと思います。
私自身勉強になる楽しいイベントだったと思います。

まだ、決定ではありませんが同様のイベントを10月頃に大阪で開催できたら良いなと準備中です。
開催が決定いたしましたらホームページ上で告知をいたします。久しぶりの大阪試聴会ですので
期待してお待ちください。
前回と会場は違いますので、ちゃんとエアコンが効きます。ご安心ください。

 
Nmode さんの新製品 X-PS3 のご紹介です。ゲーム機みたいな名前で紛らわしいですね。
型番で検索しても、ゲーム関連ばかりが検索されてしまいますのでこの名前は損している気がします。
Nmodeさんの型番の付け方は PM プリメインアンプ / DP デジタルプロセッサ 等そのまんまなのですが
さすがに今回の PS パワーステーション でしょうか?はもう少し考慮の余地があったような気がします。

 
 
X-PM3等のハーフサイズシリーズ用アナログ電源です。
X-PM3やX-DU3、そして現在開発中のクロックは全てACアダプター動作です。
そのため、追加アナログ電源としてX-PS3を発売したそうです。

 
 
出力はアンプ用に1.2A が2系統、デジタル系用に0.8Aが2系統の4系統ございます。
コネクターは外形5.5mm/内径2.1mmの標準的なプラグ形式です。
内部を覗いて見ましたが、アンプ用出力基板は容量の大きなレギュレータに小容量のコンデンサを多数パラレル接続した
ハイスピード電源が組んであり、デジタル用出力基板は後段にフィルターを組み込んだローノイズ型となっておりました。
そのためアンプ用と、デジタル用では音が違います。
基本的には表示通りに接続して問題ありませんが、デジタル用にアンプを接続しても全く問題ありませんので
両方に接続してお好みで使い分けて良いと思います。
ストレートに出てくるアンプ用と、S/Nの良いデジタル用という感じでしょうか。

X-PM3 へ X-PS3 を接続して試聴してみました。
ACアダプター駆動と比較すると雑味が取れ、エネルギー密度が向上します。
低域方向の厚みが増え力感が上がる点と、角が取れて滑らかになるのが分かります。
クオリティが1ランクアップするのは間違いございませんが、必ずしもクオリティアップしたからお好みの方向へ行くわけでない点が
オーディオの難しいところです。
クラシックやヴォーカル物をメインでお聞きになる方は迷わず導入して良いと思いますが、ロックを聞く場合雑味が取れる部分で
評価が分かれる思います。
確かにきれいになりますが、良い意味での荒っぽさがなくなり上品になる部分があります。
ギターの歪みが最高! というような方は荒っぽいACアダプタの方がお好みに合うかも知れません。
こればかりは実際に試聴してみないと結論が出せませんので、ぜひご自宅で試聴してみてください。
貸出機をご用意いたしましたので、お気軽にご依頼ください。

Nmode専用ではありませんので、高品質な15V アナログ電源として使用可能です。
お使いの機材に合わせたDCケーブルの製作も承っております。

 
 
使用イメージはこんな感じですね。
全て組み合わせると、電源、アンプ、DAコンバータ、クロック、という4段重ねの贅沢なシステムが完成するはずです。
ハーフサイズシステムとしてはかなりの高音質システムが完成すると思いますので楽しみです。

X-PM3でACアダプター動作とX-PS3動作の音源を作成しましたので試聴してみてください。

X-PM3 Jazz.wav へのリンク

X-PM3+X-PS3 Jazz.wav へのリンク

X-PM3 FAKiE.wav へのリンク

X-PM3+X-PS3 FAKiE.wav へのリンク


 
2019/07/14 Nmode X-PM7mk2 定価 324,000円(税込) 
 
Nmodeさんの新製品 X-PM7mk2 をじっくりと試聴させてもらいました。
今まで、Nmodeさんのアンプは新製品ほど完成度を上げてきており、特に10周年記念モデルの完成度の高さには驚きましたので
今回はマイナーチェンジレベルの変化だと予想しておりました。

ところが、予想を見事に裏切り今までで一番大きなクオリティアップを果たしてきました。

 
 
見た目はボリュームの左側に表示部が付いただけであまり変化はありません。
この表示は音量表示ではなく、動作周波数が表示されます。
標準では24.5MHz動作で、外部からスーパークロックを入力すると 5.6MHz~24.5MHzまで6種類の周波数で動作します。

驚いた点その一
1bitアンプはその特性上S/N比が悪いのは当たり前と考えておりました。
今までのモデルは例外なく、ツィーターから「シャー」という音が出ており、高音質の代償とあきらめていたのですが
今回のアンプはほぼ無音です。
Sharp時代から 20年かけてついに 「シャー」 音から決別することが出来ました。
何よりもこの点は特筆すべき大きな進化です。

驚いた点その二
Nmodeの歴代1bitアンプ中、最大出力の獲得。
最初期のX-PM2は 10W でした。そこからモデルチェンジを重ねついに 32W(4Ω)の出力を獲得しました。
また、電流供給能力も大きく向上しある程度難しいスピーカーまで鳴らすことが出来るようになりました。
今までに試した中では DYNAUDIO Consequence がかなりのレベルまで鳴らせたことと、同じく SP25 がほぼ完全に
鳴らせた点は特筆すべき点です。

良かった点
リモコンに対応しました。
「リモコンさえ付いていれば購入するのに・・・。」
というお客様の声を伝え続けて10年・・・ようやくリモコンを付けてくれました。
やはり、座ったまま音量調整が出来るのは素晴らしいです。

音質ですが、Nmodeさんの新型アンプが発売になるたびに 「凄いですよ」 と言い続けたため、信憑性が落ちてしまいそうで
表現が難しいですが、今までのモデルと比較してもかなり良くなっております。

Nmodeアンプの基本的な方向性である、位相特性良好、ハイスピード、をストレートに改善しつつ
S/N比の向上による、微少音の再現性向上、パワー増加によるエネルギー密度の向上、その結果としての
リアリティ向上は素直に驚くしかありません。

機能的には、今までは上位モデルだけの機能であった、パワーアンプモードを搭載し
外部スーパークロック入力により、動作周波数を変更させる事も可能と、遊び心も忘れていません。

「音は良いけどこのシャー音がね。」
大丈夫です!ほぼ無音になりました。

「音は良いけどパワーが足りないよね。」
大丈夫です!電流供給量の増加と純粋なパワーアップで普通に使用する分でパワー不足を感じることはないと思います。

「音は良いけどリモコンが使えないのがね。」
大丈夫です!10年越しの悲願達成でリモコン対応となりました。

歴代 Nmode 1bitアンプで不満だった、全ての点を一気に改善してきた夢のようなアンプです。
その上、音質も大幅に向上しております。
また大袈裟なことを言っているとお感じになると思いますが、欺されたと思ってぜひご試聴にいらしてください。

今週末の東京試聴会でもご試聴可能です。
まだ席には余裕がございますので、ぜひお越しください。


2019/06/30 東京試聴会開催のお知らせです。 

2019年 7月20日(土) 7月21日(日) の2日間、東京で試聴会を行います。
去年と同じ会場で
東京都江東区新大橋1-8-11 大樹生命新大橋ビル 3F にて行います。
場所は同じですが、ビル名が変更になっておりますのでご注意下さい。

参加メーカーは以下になります。

DIATONE
Fundamental
Nmode
SFORZATO
ZANDEN

予約制となっております。
トップページにて告知を行いますので、ご予約をお願いします。

吉田苑が普段おすすめしている機材を一度に試聴出来るチャンスですので
ぜひご来場ください。
 
 
2019/06/08 日本テレガートナー M12 Switch IE GOLD キャンペーン延長のお知らせです。 
 
5月1日(水)より値上げした 日本テレガードナー M12 Switch IE GOLD ですが
5月は旧価格で購入出来るキャンペーンをおこなっており、たくさんの方にご利用いただきました。
その旧価格キャンペーンが驚く程好評だったため、何と1ヶ月延長となりました。
6月30日(日) 17時 までのご注文分に限り、旧価格にてご購入可能です。

値上げをご存じなかった方や、5月中に購入に至れなかった方は最後のチャンスです。
導入して後悔しない機材だと思いますので、データ再生をメインでお考えの方はぜひ導入をご検討ください。
 
 
2019/06/03 DYNAUDIO Special Forty-ref 438,000円(税込) 
 
DYNAUDIOの40周年記念モデル Special Forty を改造しました。


オーディオにはその時代の流行の音があり、時代と共に変化してきました。
各オーディオメーカーはその流行に大なり小なり影響され、その時代に沿った製品を開発しています。

DYNAUDIO も同様で、基本的にはDYNAUDIOの音を継承しつつ、時代の音を少しずつ取り入れて
変化してきました。


 
 
その変換する節目に発売されるのが、この Special モデル のように感じます。
25周年モデルの SP25 はそれまでのDYNAUDIOの音を継承する最後のモデルでした。
次の30周年モデル Sapphire はそれ以降のモデルの原型のような音を持ちます。
そして、今回の40周年モデルである Forty はそれ以前のモデルとはまた違う音作りとなって登場しました。
新しいDYNAUDIO 路線は、明るくおおらかで安心して音楽に浸れます。

 
 
ユニットは記念モデル用に新たに設計された良質な物が搭載されています。
バックパネルも、通常モデルはプラスチック製で共通した弱点だったのですが
Forty は贅沢に金属製のパネルを使用しています。

このようにパーツ類はスペシャルの名に恥じない、良質な物が奢ってありますので
手を加える事により、さらに良いスピーカーに生まれ変わることが出来ました。

FOCUSシリーズの上位モデルとしての質感と情報量を持ち、程よく締まった低域と
最上位シリーズに迫る魅力的なツィーターからの抜けの良い高域が魅力です。



2019/05/17 Paradigm PERSONA 3F 定価 1,944,000円(ペア/税込) PERSONA B 定価 1,620,000円(ペア/税込) 
 
カナダのスピーカーメーカー Paradigm(パラダイム)の製品が輸入開始されました。
まずは、上位モデルからということでしょうか。
現在は、最上位の PERSONA シリーズのみが輸入されています。

日本には初上陸ですが、1982年創業のカナダを代表するスピーカーメーカーの一つです。

意欲的な設計で、大変興味深かったため早速試聴してみました。

 

トールボーイタイプの PERSONA 3F です。

 
設計から製造までを完全にカナダの社内工場で行う、本当の意味のスピーカーメーカーで
大変高価なモデルですが、ユニットやキャビネットの設計を丁寧に行いその金額に見合うだけの価値がある
見事に作り込まれたモデルだと感じました。

カラーバリエーションも豊富でレギュラーモデル 5色 にカスタム設定で 18色 から選択可能です。
ユニット前面の音響レンズとフロントバッフルの色も指定可能で、様々な組合せからお好みの一台を選択可能です。
車のホームページでお馴染みの様々な色指定が可能なシステムでお気に入りの組合せを見つけてください。

PERSONA 色指定デモ

 
 
3ウェイ 4スピーカーのバスレフ型で、底にバスレフポートが開いています。

フロントバッフル(画像のグレー部)は金属製で、重要なフロントバッフルの強度は十分です。

特筆すべき特徴は、ユニットです。
ツィーターとミッドレンジの振動板はベリリウム製です。
物性面で見ると、軽量で硬いベリリウムは振動板として理想的な素材なのですが
加工が難しくコストが高く付くため量産に不向きで、スピーカーユニットとしての採用例はあまり多くありません。
その加工の難しいベリリウムでミッドレンジ用の直径 178mmという大口径ユニットを搭載したのが
最大の特徴です。

ベリリウムのもう一つの特徴として、音速が速いという事があります。
音速の早いユニットと言えば、現在の吉田苑リファレンススピーカーである DIATONE DS-4NB70
が採用している NCV-R 振動板 も音速の速さが売りです。
そのNCV-R 振動板の音速(伝搬速度) 6300m/秒 に対して、今回のベリリウム振動板の音速は
12900m/秒 とさらに高速です。
既存の高速伝搬速度素材スピーカーの弱点は、それ以外の素材を使用したウーハーユニットとの
速度差から来る違和感です。
DIATONE DS-4NB70 の凄さは、2ウェイモデルの両ユニットを高速な同一素材で揃えたことで
その速度差を無くしている事だと考えております。

今回の PERSONA 3F は3ウェイ中ミッドレンジまでがベリリウム振動板採用で、ウーハーはアルミ製です。
ですので、素材の違いによる違和感があると予想しておりましたが、実際に音を出してみると見事に統一され
違和感をほとんど感じません。
ウーハーに耳を近付けると、かなり低い帯域で使用しており、重要な帯域はほとんどがベリリウム振動板である
ミッドレンジ以上から出ています。
構成としては3ウェイですが、2ウェイ+スーパーウーハーのようなイメージで素材の違いをほとんど感じさせません。

音質は、華やかな中高域に最近ではめずらしい重みのある軽い低音が特徴で、低音の出方に関しては
昔のDYANUDIOを思い出します。
重みのある、軽い低音という変な表現になってしまいましたので、もう少し詳しく説明します。
低域の量感はトールボーイ型としては、かなり控えめです。
低域を肥大させたり、滲ませたりは一切行わずに、あるがままに低音を出してきます。
こう書くと、エネルギーの伴わない軽い低音のように感じますが、量は出ていませんがエネルギーは出ています。
音に重みはあるのです。
エネルギーを伴った、力のある低音が軽く出てくる感じです。
量では無く、質を追求した低音と言っても良いと思います。

この極上の低域をベースに、ベリリウム振動板から放たれる華やかでキレのある中高域が乗ってきます。

久しぶりに、手放しで褒めることが出来る高級スピーカーの誕生です。

DIATONE DS-4NB70 はモニター調で、気難しい測定器的な面がありますが
Paradigm PERSONA 3F はオーディオ用スピーカーとして、高い完成度を誇ります。
セッティングにあまり神経質では無く、置くだけである程度の性能を引き出すことも出来
長時間鳴らしていてもやかましくありません。

 

ブックシェルフタイプの PERSONA B です。

 
PERSONA シリーズ唯一の2ウェイモデルです。
何とも微妙な価格設定で 1,620,000円(税込)と トールボーイタイプの PERSONA 3F と 30万円ほどの価格差しかありません。
スタンドに20万円かけると、その差は10万円まで縮んでしまいます・・・

では、このモデルに存在意義が無いのかと言われると、そんな事はございません。
このモデルのメリットは同一素材振動板で完結していることです。
音速(伝搬速度) 12900m/秒 という高速振動板のみで構成されたこのスピーカーは、異種素材が介在しないため
2つのユニットの統一感が高く、理想のスピーカーと言われるフルレンジのようなワイドレンジスピーカーを体現しています。

 
 
凝った形状をしており、横から底部を見ると金属ベースに対して斜めにキャビネットが設計されているのが分かります。

音質は、小さいのに トールボーイタイプの 3F よりさらに重い低音を持ちます。
下方向のレンジはそれほど欲張っていませんが、その分しっかりとエネルギーが込められた重い低域が軽く出てきます。

小さいことによる最大のメリットである、定位の良さもあり 3F と悩ましい選択となりそうです。

これだけ高価なモデルとなると両方共展示するのは厳しいので、どちらにするか悩みましたが
トールボーイタイプの 3F を常設展示として導入することにしました。

モニター調のDIATONE DS-4NB70 とはひと味違う、オーディオ用スピーカーとしてワクワクする聞いていて
楽しいスピーカーです。
トールボーイタイプの展示機がございますので、ぜひ試聴にお越しください。


2019/05/10 JBL L100 Classic 定価 492,480円(ペア/税込) 
 
今回は久しぶりにJBLスピーカーのご紹介です。
基本的にJBLの音は吉田苑の目指す方向と違うため、今までほとんど紹介することがありませんでした。
今回ご紹介する L100 Classic というモデルも、吉田苑が普段おすすめしているモデル達とはかなり違う音を
出すモデルですが、古き良き時代のJBLサウンドを継承した正統派JBLサウンドを出す事が出来る
稀少なモデルのため、懐かしさも有り今回のご紹介となりました。

 
 
30cmウーハーをベースとしたかなり大型のスピーカーです。

 
 
スピーカーが大きいため、アンプ類が小さく感じます。

 
普段の吉田苑の音とは違いますが、私自身は自宅でJBLスピーカーを5年ほど愛用していた時期もあり
よく出来たJBLスピーカーは大好きです。
問題はよく出来たモデルが滅多に出ないことで、今回は久しぶりのヒット作だと思います。

型番にClassicと入っているだけあり、L100 Classic は往年のJBLを想起させる音色を持ちます。
やや低域は膨らませすぎのようにも感じますが、紙コーンならではの乾いた軽い中低域に、欲張らない高域と
4344以前のJBLを感じさせるサウンドです。

 
 
スポンジのサランネットは3色から選べるのも楽しいです。
このブルーの他に黒とオレンジがあります。

見た目以上に音抜けの良いサランネットで、これを付けても極端に音を吸われる事もありません。
もちろん高域がやや減りますが、アッテネーターで補正可能です。

ふと思いましたが、比較的若い世代のオーディオファンの方はアッテネータをご存じないかも知れませんね。

 

最近はほとんど見かけなくなりましたが、昔のスピーカーには上記画像の様なアッテネーターが付いている事が多かったです。

このツマミの効果は、中域や高域のレベル(量)を調整するのに使います。
たとえば、サランネットを付けることによって高域のレベルが下がる場合、このツマミの HF LEVEL を上げる事で
高域の量が増えバランスを調整する事が可能です。

特に中域の量が調整できる効果は大きく、部屋に合わせたチューニングが可能です。

私が新型のモデルを試聴する場合、ほとんどの場合数分で終了します。
ですが、このスピーカーは昨日の朝一番から鳴らし始め、今も継続して鳴り続けています。

位相特性が良好で、スピードもそこそこ速く、平らなバッフルを持つ大型スピーカーの割には空間もきれいに表現出来ますので
いやな音が出ません。
細かなことを気にせず、鳴らしていて邪魔にならない長時間聞くことが出来る、おおらかでバランスの取れた
良いスピーカーだと思います。

使いこなしの注意点としては、ユニット配置が左右対称とならないモデルのため、内振り設置すると
左右でバランスが揃わずに違和感が出ます。
正面を向けて設置してください。

4344mk2以降のJBLスピーカーに納得できない生粋のJBLファンの方はぜひこのモデルを聞いてみてください。
あの懐かしい音が蘇ると思います。

 
 
2019/05/09 VICTOR EXOFIELD 体験試聴会 
 
6月1日(土) 6月2日(日) の2日間、吉田苑店頭にて VICTOR さんの開発した頭外定位音場処理技術
EXOFIELD
を採用した製品
WiZMUSIC ヘッドホンパッケージ」の体験試聴会を行います。
詳しくはこの日誌の 2月25日 の記事をご覧ください。

 
 
お一人ずつ測定して体験試聴していただきますので、予約制となります。
お一人1時間程かかりますので、6月1日(土) 11時~17時 6月2日(日) 11時~14時 でご希望の時間をご連絡ください。
空きがあれば、当日のお申し込みでも大丈夫です。

EXOFIELD 体験視聴会お申し込み

申し訳ございません。なぜかメールが文字化けしますのでローマ字で記載しております。
お名前と、ご希望日時を記載してお申し込みください。
折り返しご連絡差し上げます。
お電話での申し込みも可能です。

ヘッドフォンとは思えない、新しい世界を体験してみてください。

 
 
 
2019/04/27 DYNAUDIO Evoke 50 定価 702,000円(税込)

皆様、ゴールデンウィークは楽しまれておりますでしょうか。
吉田苑は定休日の 4月30日(火) のみお休みをいただき、残りは通常営業を行っております。
10連休でお忙しいとは思いますが、ぜひ吉田苑にも遊びに来てください。

ゴールデンウィーク特別展示という訳ではございませんが、期間中DYNAUDIOの新製品 Evoke 50 が試聴可能です。
このモデルはEvokeシリーズの一番大きなモデルで、DYNAUDIO得意の3ウェイ構成となっております。
Evoke 10 や 30 の小さなモデルは連休後半に届く予定ですので、届きましたらここでご報告させていただきます。

 


今回のEvokeで採用された新型ツィーターです。
基本的に今までのDYNAUDIOツィーターは、大きな設計変更されること無く30年以上ほぼ同じ構成でした。
それがついに大幅な設計変更が行われ、新しく生まれ変わりました。
30年以上変更されないほど完成度の高いツィーターでしたから、個人的にこの新型ツィーターには期待とそれ以上の不安がありました。
新しい物が必ず良い 。
とは決して言えないのがオーディオの難しいところで、新型になり改悪されているモデルも普通にありますので
この新型ツィーターも実際に試聴するまでは安心できませんでした。

初めて音を出したときの第一印象は 「良かった。」 という安堵でした。
実は、あまり期待していなかったのです。
正直、もっと酷い音が出ると予想していたため、良い意味で予想が外れて安心したというのが本音です。

EXCITE シリーズの後継機としてのクオリティは出せているようです。
全体的な雰囲気は SPESIAL 40 の流れを汲む、少し余裕を持たせた低域と張りのある中域、そして穏やかな高域と
きちんと、メーカーとしての方向を統一してきた点が好印象です。
これからのDYANUDIOはこの方向性で行くようです。

大型スピーカーのため、低域の量感はたっぷりでフルオーケストラの再生に向いています。

小型の Evoke 10 が届きましたら、この下でご紹介させていただきます。

 
 
 
2019/04/12 祝!ブラックホール撮影成功とイベントのご案内です。 
 
突然ですが、私は宇宙も大好きです。
はやぶさ2の活躍に日々心を踊らせていたところへ、突然大ニュースが飛び込んできました。
ついに、あのブラックホールの撮影に成功したというのです!

 
 
初めてこのニュースに接したのは、自宅にいる時でした。
興奮して家族に
「凄いね!ついに画像が撮れたよ!!」
と、報告したのですがピンと来ないようで
「ふ~ん、すごいのそれ?」
と聞き返される始末です。
ひょっとしたら、この偉業は興味の無い人には上手く伝わっていないのではないかと思いますので
どう凄いのか軽く説明させていただきます。

通常、星の画像はただの点です。
星はあきれるほど遠くにあるので、通常の方法では解像度が足りずにただの点になってしまいます。
そのため、今回は世界中にある8カ所の電波望遠鏡を結合して擬似的に地球サイズの望遠鏡として機能させたのです。
そして撮影されたのが上の画像です。
ただのぼやけた画像にしか見えないかも知れませんが、この天体は地球から5500万光年もの彼方にあります。
光の速度で地球から5500万年かかる距離にある太陽系ほどのサイズの物をこれだけの高解像度で撮影出来たのです。
スケールが大きすぎてピンとこないと思いますので身近な物で例えると、月面に置かれた野球のボールを地上から撮影したと言えば
その凄さがお分かりいただけると思います。

ちなみにこのブラックホールの質量は太陽の65億倍だそうです。
キログラムで表記すると
約 12922000000000000000000000000000000000000 ㎏
凄すぎて頭がクラクラしますね。

科学技術の発展はこれだけの事が出来るようになったと感動しました。
まさにハイテク最先端の成果です。

これだけの偉業を見せられたのですから吉田苑も頑張ります。
ローテク最先端たるメイドインジャパン真空管を使用したアンプ
TAKATSUKI TA-S01 の試聴会を行います。

 

ブラックホールのような淡いオレンジの光に心を吸い込まれそうです。
どちらもロマンの塊ですね。

 
特にイベントとして何かを行うわけではございません。
4月13日(土)~4月21日(日)までの期間中は常設展示しておりますので、お気軽に遊びに来てください。

普段の吉田苑の音とは違う、暖かく滑らかな、これぞ真空管というイメージ通りの音が出ますので
たまにはこういうのも楽しいですね。

2019/04/11 DALI OBERON シリーズ 改造機 OBERON3-ref 79,800円(税込) OBERON 5-ref 114,800円(税込)
 
OBERON3-ref ご購入はこちらへ

OBERON5-ref ご購入はこちらへ

大変お待たせして申し訳ございません。
作りますと言ってから随分とお待たせしてしまいました。
DALI Zensor シリーズの後継機である、OBERON シリーズ改造機を発売いたします。

前作の Zensor シリーズ改造機である Zensor-refシリーズは、低価格の入門クラスでありながら
ピュアオーディオ用スピーカーとして必要な能力を持った、ハイコストパフォーマンスモデルでした。

DALIというメーカーは、ユニットまで自社製造している本当の意味でのスピーカーメーカーです。
実は、このようにユニットまで自社で製造出来るメーカーは少なく、ほとんどのスピーカーメーカーのユニットは外注です。
つまり、他社で製造されているユニットを買ってきて箱やネットワークを自社で製造しているのです。

もちろん、自社で全て製造すれば必ず良い物が出来るわけではありませんが、絶対に無視出来ない部分があります。
それはユニットの調達コストです。
自社生産であれば、設計開発費や設備費はかかりますが大量生産に伴いそのコストは大幅に低減可能です。
他社からの供給となると当然コストは跳ね上がり、結果として高級品しか製造出来なくなります。

このような理由で、DALI製のスピーカーはユニットを他社から購入するメーカーと比較して
コストパフォーマンスに優れたお買い得モデルが多いです。

特に入門クラスの製品は、その価格が信じられないほどの物量投入型でお得感が大変高いです。

そのDALIさんの新製品ですから、期待しておりましたが先にお知らせしたとおり(2018/09/29 の日誌ご参照ください)
素晴らしい出来でした。

少しお待たせしてしまいましたが、ようやく納得できる改造モデルが開発できましたのでご紹介です。
今回は特に改善効果の高かった、OBERON 3 と OBERON 5 を改造いたします。
OBERON 1 と OBERON 7 も出来なくはありませんので、どうしてもという場合はご相談ください。

 
 
今回はどちらモデルも良く出来ておりますが、一番のお勧めはトールボーイタイプである OBERON5 です。
帯域バランスが素直で、ナチュラルな音色をしており、入門クラスにありがちなドンシャリサウンドとは一線を画す
良い意味で普通の音がするスピーカーです。
通常この価格帯のトールボーイスピーカーは、キャビネットの強度不足から来る箱鳴りが酷く
音が滲み解像度が甘くなる場合が多いのですが、OBERON5は未改造の状態ですらブーミーさをあまり感じませんでした。

OBERON 3 も良く出来ておりますが、ブックシェルフタイプの場合スタンドの問題がどうしても付いてきます。
音質を考えれば、質の高いスタンドが必要ですが、スピーカー本体と同価格程度のスタンドを購入するのは抵抗があります。
そういう意味で、トールボーイスピーカーはスタンド不要という魅力的な形をしています。
問題はそのサイズから来る不要共振の多さで、それさえクリア出来ればスピーカーの理想の形なのかも知れません。
今回は、その共振から来る付帯音をどれだけ減らせるかを主眼にチューニングを行いました。

今回はユニットにも大幅に改良が施され、ユニット性能その物も向上しています。

 

左は新型 OBERON のウーハーユニット
右は旧モデル Zensor のウーハーユニットです。
旧型のZensorユニットには磁石が2段で付いていて一見凄そうですが
下の磁石はキャンセリング用でブラウン管テレビ対策の物ですから、ユニット駆動には全く関与していません。
実際には上段の磁石しか使用しませんので、OBERONの磁石はかなり大型化されています。

 

OBERONの磁石直径は 83.5mm

 

Zensor の磁石直径は 76mm

 

OBERONの磁石厚みは20.5mm

 

Zensor の磁石厚みは 15mm

ですので、約35パーセントも磁石が大きくなっています。
次はツィーターユニットです。

 


左がOBERON 振動板直径 29mmと上位モデルと同等のサイズになりました。
右がZensor 振動板直径 25mm とやや小ぶりです。

 
 

磁石の差も大きいです。

 

OBERON 直径 71mm

 

Zensor 直径 69mm

 

OBERON 厚み 17mm

 

Zensor1 厚み 15mm

 
こちらは20パーセントほど磁石サイズが大きくなっています。
ツィーターに関しては磁力も大きいですが、それ以上に振動板サイズが大きくなったのが大きいと思います。

このように、ユニットは完全にワンランク上の物が装着されています。

これらのユニット群は一度全て取り外し、ユニットフレームの鳴き止めを行います。

ネットワークの回路構成や、使用パーツ類に大きな変更は見当たりませんでした。

 
 

左が改造後、右が改造前です。

音質へ与える影響が大きな部分のパーツを交換し、独自のチューニングを行っております。
ベースのプラスチックカバーも制震します。

 

キャビネット内部の補強材(木の部分です)が盛大に共振していましたので、ここも制震します。

他にも各部の調整を行い、付帯音の大きな減少が出来たと思います。


OBERON 5-ref は今回一番のお勧めです。
2ウェイスピーカーとしては中域の密度が高く、中域が前へ出てきます。
明るく、明快な音色で軽やかにリズムを刻みます。

OBERON 3-ref も良く出来たと思います。
こちらも音色が明るく、高い解像度が魅力です。
最初の1本、もしくはサブシステム用としてお勧めできる完成度の高いスピーカーです。

 
2019/04/07 fidata Music App フリーソフト 
 
fidata ブランドを展開している IO DATA さんの OpenHome / DLAN 対応コントロールアプリ が Android にも対応しました。

当店でおすすめしている、SFORZATOさんのネットワークプレーヤー用コントロールアプリとして Kazoo を
再生ソフト JPLAY FEMTO の操作用として BubbleUPnP をそれぞれおすすめしておりました。
これらをお使いの方はこの新しいアプリをぜひ試してみてください。

kazooで頻発するサーバー(NAS)が消える不具合から逃れられるだけでも乗り換える価値があります。

fidataさんのアプリは安定性が高く、操作レスポンスも高速です。
さらに、素晴らしいことに設定画面が日本語です!
さらにさらに、Kazoo と BubbleUPnP より高音質です。
これに関してはリモコンを替えたら音が良くなりましたと言っているような物なので、信じていただけないかも知れませんが
皆様ぜひ試して見てください。かなりの音質改善効果がございます。
フリーソフトですから気軽に試していただけると思います。

安定動作してレスポンスが良くその上音も良くなるという夢のようなアプリです。

ネットワークプレーヤーをお使いの方や、JPLAY FEMTO をお使いの方には朗報だと思います。

https://www.iodata.jp/fidata/product/app/index.htm



 
 
2019/03/28 日本テレガートナー M12 Switch GLOD 値上げのご報告です。 
 
データ再生の肝である 日本テレガートナー M12 Switch GLOD が値上げします。
2019年 4月1日(月)より 32,400円(税込)値上げして定価 378,000円(税込)となります。
正確にお伝えすると、値上げでは無く M12 Switch IE GLOD へのモデルチェンジなのですが、音質に影響する部分の変更は行われず
ケーブルコネクターが変更になるだけです。
今までのコネクターは上からパチンと押し込むだけの固定方法であるため、その固定部分が外れてしまうことが
良くありました。
その部分をねじこみ式にすることで、固定を確実にする事が今回のモデルチェンジ内容となります。
機構的に安心して使えるようになるので改良ではありますが、音質には影響ございません。

 

こちらが旧モデル



こちらが新型となります。
根元の形状が変わっていますが、線材に変更はございません。

 
この変更で32,400円(税込)の値上げは少し高い様に感じます。
5月末日までは、旧価格で新型をご購入可能なキャンペーンを行います。
値上げ前の価格で購入できる最後のチャンスですので、ご検討中の方はお早めにご注文ください。

2019/03/15 シュテルンクランク(Sternklang) エフェメラ(Ephemera) スピーカーケーブル 定価 4,752円(税込)/ 10cm/ペア 
 
吉田苑オリジナルケーブル製作の歴史は古く、hinaブランドとして製造を始めたのは2005年くらいからだったと思います。
そして、そのための基準(目標)としたのが、シュテルンクランクさんのスピーカーケーブル「エフェメラ」でした。
軽快でハイスピード、位相特性も良好という吉田苑の目指す方向の一つの完成形として、エフェメラを越えることが目標でした。

そして、その目標にようやく到達できたのが去年のことです。
何と、目標到達まで13年もかかりました。手強い、本当に手強いケーブルでした。
そのエフェメラを越えることが出来たケーブルはきちんとご紹介しておりませんでしたが hina 雷光 というモデルです。
見た目がチープで、その販売価格(2m/ペア 40,000円(税込))が信じられない外観をしておりますが、音質は歴代吉田苑スピーカーケーブル中
最高峰です。

エフェメラ唯一の弱点である、エネルギー再現性がやや弱い点を凌駕し、その他の部分はほぼエフェメラと同等まで追い込めたと思います。
13年掛かりの悲願を達成し大喜びしたのも束の間で、シュテルンクランクさんがさらに上のケーブルを発売してきました・・・・

ご注文はこちらまで。

 

端末が金メッキ仕上げとなった点が外観上の違いです。

 

上が新生 エフェメラ
下が旧エフェメラです。

 
旧エフェメラは導体に塗布してある絶縁材は漆でした。
漆で絶縁した箔導体をナイロン製のオーガンジーで包んだ構造となっております。

新エフェメラは見た目はそっくりですが、さらに改良が施されております。
まず、絶縁材の漆がオーガニック素材へ変更となっております。具体的な素材名は秘密だそうです・・・
そのオーガニック素材の濃度で音質が大きく変化するため、40種類の濃度違いケーブルを製作し比較試聴して最適の濃度を決めたそうです。
私もケーブル製作しますので良く分かりますが、最も大変な作業は完成したケーブルの試聴です。
5種類から最適の1本を選択するだけでも、喧嘩になりそうな程追い詰められた精神状態になりますから、40種類から最適解を見つける作業は
想像を絶する苦行だったと思います。
本当におつかれさまでした。

さらにオーガンジーにも工夫が凝らされております。
旧モデルは漆の絶縁材をナイロンオーガンジーで包んでいるため、振動により静電気が発生します。
この静電気は音質に与える影響が大きく、そのため各社から様々なアイデアの静電気除去装置が発売されております。

静電気は異種素材を摩擦させると多く発生します。
同一素材であれば、多少発生しますが異種素材同士の時ほど多くはありません。
そこに着目し、オーガンジー素材に絶縁材と同種のコーティングを施したそうです。
結果として、静電気の発生量が旧モデルと比較して格段に減ったそうです。
そして、その効果は音質に見事に反映されており、旧モデルと比較すると微少な滲みや揺らぎが減っていることが一聴して分かります。

そして肝心の導体ですが、幅が新モデルは1.5mmほど広くなっており、この効果でエネルギー再現性の低さという弱点も克服されており
弱点の無い究極のスピーカーケーブルとして生まれ変わりました。

ひらひらの薄い銅箔ですので、相変わらず動物や掃除機の攻撃にもろい点は変わりませんが
スピード、エネルギー再現性、位相特性、情報量、と全ての点で隙の無い新たな吉田苑の目標の誕生です。

2m/ペアで定価 95,040円(税込)という高価なケーブルですが、究極をご希望の方にはおすすめできる一つの到達点だと思います。

デモ機をご用意しましたので、ぜひご自宅で試聴してみてください。
ストレス無く空間に放出される音に驚かれる事と思います。

デモ機はメールかお電話でご依頼ください。
hina 雷光 との同時貸出も可能です。
価格差を考えれば、雷光も良く出来ていると思います。

 
 
2019/03/11 Stereo Sound Hi-Res Reference Check Disc 14,800円(税込) 
 
昨日は店頭にてStereo SoundさんのDSDソフト(ハイレゾ)試聴会を行いました。
吉田苑としても初めての企画で、私自身楽しませていただきました。

同一音源のCD音源とDSD11.2Mhz音源の比較試聴等、普段中々体験出来ない事を色々な音源で体験出来たことは
PCMとDSDの違いを認識する上でも貴重な体験でした。

その中で、特に興味を引かれたのが ハイレゾリファレンスチェックディスク です。



 
 
このディスクには、同一音源をフォーマット別に収録してあります。
1曲目を例にすると

PCM 44.1kHz/16bit
PCM 192kHz/24bit
PCM 384kHz/32bit
DSD 5.6MHz/1bit
DSD 11.2MHz/1bit

これだけのフォーマットが入っています。

これだけ豊富なフォーマットで入っている事も凄いですが、ここまでは今まででも似たものが存在しました。
このディスクが凄いのは、これらのデータが1つのマスターテープから製作されたのでは無く、個別に録音機材を用意して
5台の録音機材で同時録音された事です。

つまり、各フォーマットに対応した5台の録音機材を準備し、同一テイクの演奏を5台同時に録音しているのです。
5フォーマットの同時録音は世界初だそうです。
詳しくは以下リンク先に動画がございますのでご覧ください。
録音機材の山が壮観です。

https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/2601

 
 
他にも、同一サンプリングでビット数別のデータまで入っており、ビット数違いの音質変化が確認出来ます。
大変興味深い試聴が可能なディスクに仕上がっており、ここまでマニアックな試聴ディスクを製作した
ステレオサウンドさんには心より敬意を表します。

良い機会ですので、ソフト販売コーナーを充実させステレオサウンドさんのオリジナルソフトを多数並べました。

 
 
 
もちろん今回ご紹介したチェックディスクや11.2MHzソフトもございます。
チェックディスクと11.2Mhzソフトは店頭にて試聴も可能ですので、お気軽にご来店ください。

2019/02/25 Victor EXOFIELD 頭外定位音場処理技術
 
Victor さんの開発した「頭外定位音場処理技術」EXOFIELD(エクソフィールド)を店頭で体験させていただきました。

「頭外定位音場処理技術」とは簡単に言うと、ヘッドフォンでスピーカーと同じように前方に音像を定位させる技術です。
今までにも同様の技術は多数開発されましたが、今回のVictorさんの革新的な部分は、個人の音響特性を測定して
その人専用にカスタマイズされた信号処理を行う点です。

詳しい内容は EXOFIELD専用ページをご覧ください。

http://www.victor.jp/technology/exofield/

 

専用マイクを使って測定中です。
耳に入っている棒の先端にマイクにが付いていて、耳内部の音響特性を測定します。
まず、スピーカーからの音を測定します。

ウォークマンを聴くサル に似ていますね・・・
皆様覚えていますか?

 

次に、ヘッドフォンを装着して(測定マイクは付けたままです)測定します。

測定に掛かる時間は 3分ほどです。

このように、マイクで自分の耳内部の音響測定を行い、個人に最適化したデータを作り出します。

 
ヘッドフォン再生とスピーカーを使用しての再生の最も大きな違いは定位になります。
ヘッドフォンは脳内定位となり、頭の中で音楽が定位します。
スピーカーはスピーカーの方向である前方に定位します。

今回のVictorさんの技術はヘッドフォンで有ながら、スピーカーと同じような前方定位を実現させる技術です。

流れとしては以下のようになります。

専用マイクを耳内部(入口付近)に設置します。
スピーカからの音を測定します。
ヘッドフォンを装着し測定します。

測定が終わるとマイクを外して、まずスピーカーで試聴します。
次にヘッドフォンを装着して、EXOFIELD オフ で試聴します。
ヘッドフォンでお馴染みの脳内定位で再生されます。
次に再生しつつ、EXOFIELD をオンにします。
突然音像が前に移動して、先ほどスピーカーで試聴したときと同じイメージで再生が始まりました。

今までに開発された同様の技術は、不特定多数の人々を想定した標準的な設定となっているため
どうしても違和感を感じ、気持ち悪くなってしまいましたが、これは違います。
最初に聞いたスピーカーから出ているイメージにかなり近く、違和感がほぼありません。

現時点では専用ヘッドフォンが必須です。
これは、ヘッドフォンの特性まで含めて信号処理が行われるためで、そのヘッドフォンで再生したときのみ
正確な再生が出来るようになっているためです。
メーカー側もそれが弱点である事はお分かりのようで、メジャーなヘッドフォンから順番に
測定を行っているそうです。
そうなれば、愛用のヘッドフォンでこの技術が使用出来るようになります。

将来的にはAVサラウンドやVR(ヴァーチャルリアリティ)もこのヘッドフォンシステムで鳴らせるようになるそうです。
個人的にはこちらの方に強く惹かれます。

サラウンドはスピーカーを4本以上必要とし、金銭面以上に空間の制約が大きく
一般家庭への導入は相当な困難を伴います。
それが、ヘッドフォンで同様の空間表現ができるようになればミニマムなシステムでマルチチャンネル特有の
多方向から振ってくる音を楽しめるようになります。
エイリアン試聴の際に、フェイスハガーの「カサカサ」という足音がリアルな距離感と方向性を持って再現できると
考えると鳥肌が立ちます。

VRでこの技術が使えれば、音に関しては本物に限りなく近付けるのでは無いでしょうか。
VRの欠点はスピーカーから音を出すと画像と音がバラバラの方向から聞こえ、ヘッドフォンを使うと脳内定位してしまう
音響だと感じていましたので、映像と音が実際の距離感と方向性を伴って再現可能となればそこはほぼ現実空間となるような気がします。
VRライブビューイングとか夢が広がりますね。

もう一つ面白い点は、測定をした部屋の特性を再現できる点です。
吉田苑の試聴室で測定すれば、吉田苑試聴室の音をご自宅のヘッドフォンで再現可能となるのです。
この点も色々夢が広がりますね。アイデア次第で色々なことができそうです。
武道館の測定データがあれば、武道館ライブの雰囲気がご自宅で味わえるようになるのですから!

大変興味深く、将来の期待が持てる技術だと感じました。
凄く面白いので皆様にもぜひ体験していただきたく、このシステムの試聴会を計画中です。
試聴会の日程が決まりましたらお知らせいたします。



 
 
 
2019/02/17 Olasonic NA-BTR1 販売価格 19,440円(税込)  ご注文はこちらまで。
 
ピュアオーディオを追求するのも楽しいですが、時々疲れてしまうことがあります。
そんな時はもっと気楽にBGMとして音楽を楽しみたくなるときがあると思います。
そういう気軽に楽しむのにぴったりな機材のご紹介です。

スマホに音楽を入れて楽しまれている方から、良く問い合わせを受ける件に
「スマホの音楽を自宅のシステムで再生したい。」
という物があります。

以前はYAMAHAさんからBluetoothアダプターが販売されていたので、それをご紹介しておりましたが
音質、使い勝手の悪さ等、お気軽システム用として、もう一歩踏み込んだ機材が欲しかったです。

そのYAMAHAさんのBluetoothアダプターが製造完了になるのを待っていた、と言わんばかりのタイミングで
OlasonicさんよりオーディオグレードのBluetoothアダプターが発売となりました。

 

縦、横10cm厚み3cmのコンパクトサイズです。
白と黒の2色ございます。

 
通常のBluetoothアダプターとの最大の違いは、同軸デジタル出力がある点です。
お手持ちの高性能DACと同軸接続出来る点は、音質上大きなポイントです。

 

ライン出力 / 同軸デジタル出力 / 光出力 を装備しています。

 
店頭システムへ同軸デジタルで接続してスマートホンの音源を視聴しました。

スピーカー DIATONE DS-4NB70
DAC Nmode X-DP7
アンプ Nmode X-PM3

かなり真っ当な音がします。
BGM用途でしたら十分以上にハイクオリティです。

全体的に平面的な表現になり、空間が狭くなりますが作業を行いながらBGMとして鳴らすのであれば
全く気になりません。

今までに世に出たBluetoothアダプターとしては最高音質なモデルだと思います。

デジタル出力を使用せずに、LINE出力から直接アンプへ接続しての視聴も行いました。

さすがに、軽量モデルゆえの弱点が出て低音がどこかへ行ってしまいますし、音数も整理されて減ってしまいます。
ですが、2万円で購入できる事を考えると十分に楽しめます。
お手持ちの機材を気軽に Bluetooth 対応にできる、コストパフォーマンスの良い楽しい機材だと思います。


2019/02/07 イベントのご案内 と SFORZATO LT-M12X 定価 37,800円(税込) 
 
3月10日(日) にステレオサウンドさんと合同でハイレゾ試聴会を開催します。
音源はステレオサウンドさんから発売されている BD-ROM シリーズ DSD 11.2MHz データ となります。

https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/c/rs_bd

クラシックばかりなのが微妙ですが、ご希望があれば吉田苑コレクションからも試聴可能です。
当日は BD-ROM の販売も行います。

PCオーディオ未経験の方やハイレゾとはどの程度の物なんだ?と興味のある方、お気軽に遊びに来てください。

お手持ちのPCがある方で、設定等が不安な場合はPCをお持ちいただければ音が出る状態まで設定する事も可能です。
時間等はまだ決まっておりませんので、正式な日時が決定しましたら告知させていただきます。

 


 
データ再生の必須アイテムとしておすすめしております 日本テレガートナー M12 Switch GLOD 専用アクセサリーのご紹介です。

ご注文はこちらまで。

 
 
ここでも以前お知らせした事がありますが、PC等のUSBポートは開いたままですとノイズ源となりS/N比が悪化します。
そのため、ターミネータを使用して開きポートを塞ぐと静かになります。
同じ原理でLANポートも塞いだ方が良いのですが、USBターミネータほどの大きな効果が無かったため放置しておりました。

SFORZATOさんがM12 Switch GOLD 専用LANターミネータを販売していたのは知っていましたが、経験上その価格に見合うほど
の効果は出ないだろうと想像してそのままにしておりました。
ですが、たまたま機会があり試聴する機会に恵まれました。

SFORZATOさん申し訳ありません。食わず嫌いはいけませんね。
音が出た瞬間に「うそ!」とつぶやいてしまうほど大きな効果がありました。
M12 Switch GLODのユーザー様は、初めて接続した時の驚きを記憶していることと思います。
さすがにそこまでのインパクトはありませんが、同じような改善効果があり音像が収束しリアリティが向上します。
今の状態からさらに像が絞られるのです。M12 Switch GLODの良い点を素直に伸ばすことが出来る優秀なアクセサリだと思います。

 

使い方は簡単です。画像の様に開きポートに挿すだけです。

 
現在の吉田苑での接続方法は
PC---M12 Switch GLOD---無線ルーター
となっており、音源データはM12 Switch GLODを通過しませんが、大きな改善効果があります。

M12 Switch GLOD 専用アクセサリというニッチな商品を開発出来る事がSFORZATOさんのような小さなメーカーの強みですね。
日本におけるオーディオは完全な斜陽産業で、大手メーカーは青息吐息で1人~2人で運営している小さなメーカーが
特徴の有る面白い商品を開発してくれています。
少量生産となるため、どうしても割高感が出てしまいますが意味も無く高価な物を発売する様な事はありませんので
皆様も小さなメーカーに目を向けてみてはいかがでしょうか。

本当に良い物は高価ですが、それ以上に高価なだけの商品が氾濫している時代ですので
価格に騙されないよう(上位モデルが下位モデルより音が悪いことが普通にあります)ご注意下さい。

2019/02/14 追記

1個でそれだけ効果があるのならば、もう1個接続して合計2個だとどうなるのですか?
とのお問い合わせを多数いただきました。
私も大変気になる点でしたので、もう1個仕入れて2個で試聴してみました。
しっかりと効果が上昇します。
1個で音像が絞られ、2個目でさらに絞られかつリアリティが向上します。
ご予算が許せば2個導入するべきと感じました。
大変高価なアクセサリーですので、まずはご自宅で試聴される事をおすすめします。
2個までは同時にご試聴可能ですので、お気軽にご依頼ください。

2019/01/11 ONKYO CRシリーズの終焉 
 
2006年より13年にわたり販売しておりました ONKYO CR シリーズの改造モデル販売が今年で終焉を迎えます。
小さな体に、パワフルなアンプとCDプレーヤー、チューナーを内蔵しミニコンとは一線を画した高音質CDレシーバー
として生まれた初代CR-D1はデジタルアンプらしい、やや荒削りでダイナミックな鳴りが魅力でした。
次のモデルCR-D2も同様にデジタルアンプでしたが、やや穏やかな表現を手に入れて、勢いだけで無く
情緒も表現出来る幅広い表現力を身につけました。
3代目のCR-N755はアンプ部がアナログアンプとなり、出力が落ちた代わりに上質で滑らかな表現力を手に入れました。
型番のNが示すようにネットワーク機能にも対応しより多機能にもなりました。
アンプ部がデジタルからアナログに変わった事による音質変化は大きく、クオリティが大きく向上した反面
ダイナミックな表現力はデジタルアンプだった前モデルの方が魅力があり、今でもCR-D1やD-2を愛用しているお客様が
たくさんいらっしゃいます。
4代目のCR-N765はアナログアンプの魅力を一層磨き上げ、滑らかで上品な再生が魅力です。

この4代目までは、ONKYOさんの設計部が開発したモデルで新型ほど完成度が向上し、継続モデルならではの
練り上げられたシステムで、CDレシーバーの完成形のようなモデルでした。

しかし、時代の流れは残酷な物で ONKYOがPIONEERのAV事業部を買収し経営統合してしまいました。
その経営統合後に開発された新型CRは新しい設計部(旧シリーズ関係者は誰も残っていないそうです)で開発され
見た目はCRシリーズですが、中身は全く別物となってしまい音質もラジカセレベルに成り果ててしまいました・・・

それが去年の3月の事で、新型CRのあまりの酷さに驚愕し、慌てて旧型のCR-N765を大量に確保しました。
ある程度の数が確保は出来ましたが、新しく入ってくることはありませんのでこの1年ほどで在庫はかなり減っており
そろそろ底が見え始めてきました。
おそらく、今年の夏頃には完売すると思います。

凄く寂しいことですが、13年掛けて練り上げ完成度を上げてきた優秀なモデルが、後数ヶ月ほどで市場から姿を消してしまいます。
当店のお客様の中には、このCRシリーズでオーディオの楽しさに目覚めた方がたくさんいらっしゃいます。
音楽を聞く楽しさを、オーディオ初心者や音楽好きの人々に正確に伝えることが出来るモデルはそう多くなく
このモデルの終了は音楽好きな人々にとって大きな痛手となりそうです。

もちろん、この大きな穴を埋めることが出来るモデルを探してはおります。
フルサイズになっても良いのならば CAMBRIDGE AUDIO AM10+CD10 が
コンパクトにまとめたい場合は DENON PMA-60 が代わりを務めることは出来そうです。
ですが、PMA-60はCDの再生機能が無いため、別途CDプレーヤーが必要になります。
完全なオールインワンコンポとしての完成度を考えると旧CRシリーズを越えることは難しいかも知れません。

今でしたら、まだ余裕がございますので歴史に残る名機である旧型 CRシリーズを新品で入手可能な最後のチャンスです。
ご検討中の方はお急ぎ下さい。
 
日本テレガートナー M12 SWITCH MAGIC 定価 213,840円(税込)
 
去年お知らせした日本テレガートナーの新型ハブ M12 Switch MAGIC がようやく発売になりました。
去年の10月発売予定とお知らせしておりましたが、実際には年末の12月27日(金)に発売になりました。
さすがに年の瀬が押し詰まったそんなタイミングで発売されても困ります。
そんなわけで、お知らせが遅れましたがすでに販売中です。

 
 
上位モデル M12 Switch GLOD と同様の機能を持ち、コンディショナー機能がございます。
つまり、信号を通さずともPCにLANケーブルで接続するだけで音質改善効果があります。
この機能は他社の高級ハブには無い機能で、日本テレガートナー製ハブ独自の効果です。
NASを使用しないJPLAY FEMTO再生で効果が発揮出来る唯一のメーカーですので、究極のPCオーディオを目指す場合必須に近いアイテムです。

上位モデル M12 Switch GLOD は定価 345,600円(税込)ですので定価での価格差は 131,760円(税込)あります。
そして、この価格差は見事に音質差となって現れます。
両モデルの実際の販売価格差は以外と小さな物ですので、このモデルをご検討中のお客様は上位モデルの価格も同時にお問い合わせ下さい。