SHARP世界水準のアンプの登場
シャープは25年くらい前にOPTONICAで一度高級路線を試みている。
GAUSSのウーファーを使った3wayスピーカーなど、素晴らしい担当者に
恵まれて当時としては素晴らしい仕上がりだったが、一般の理解を得られず
あえなく撤退。その後に100万円のアンプを堂々とSHARPの名前で出したことは
すごい。いいたい放題でも書いたが、「売れるわけがない」のである。
しかしながら売れてしまった時は、他人事ながら本当にうれしかった。
ミニコンポーネントシステムSGー11も大変好評でかなりのマニアも
コレクションの列に並べ、音楽ファンにも価格もさることながら、その音の
上品でありながらも元気の良さが受け入れられた。

その後周波数は確実に倍加していき、11.2Mhで一服しているが予断は
許さない。自動車の最高速度が自動車の性能をなんにも保証しないように
単純な判断は死を招く(笑  未だにSG11の音を懐かしむファンも多いことを
記憶に留めておいてもいい。
現在、フラッグシップ機SM−SX300は、180万円と悲しい位高価になったのが残念である。
お奨めする当店の改造品の300改は、1ビットの上品な精緻に加えて
凄まじいパワー感を兼ね備えている。

SM-SX100
SHARP 1ビットプリメインアンプ SM-SX100
世界初ΔΣ1ビットドライブプリメインアンプ
ディナウディオのコンフィデンスを楽々と
鳴らしてしまってのデビューは鮮烈だった。
SD-SG11
スピーカー無しで販売されたミニコンポーネント
システム、今でも問い合わせがつきない。
SM-SX200B
順当にサンプリング周波数が5.6になり、
当店の改造品「黒い奴」(無いことになっている)は、
高いサンプリングが効果的な事を証明した
SD-SG40
価格の何割も高くなるリクロック処理に
注文が殺到、SG11に比べて繊細で滑らかな
持ち味が5.6の魅力
SM−SX300
世界中のアンプを相手にしてもそうそう負けることはないと
自負する、代表作である。「日本のアンプ」とはこれのこと
だと言っていい。予算が許されるならこいつの改造版
「白い奴」は聴いてみてもいいだろう。
参考程度には聴かない方がいい。耳が確かなら確実に
欲しくなる。