PS AUDIO
PerfectWave

Power Plant 5

写真上 定価 378,000円 (税込)


Power Plant 10
写真下 定価 540,000円 (税込)

PSAUDIOの電源がチョット面白いのでご紹介します。

PSAUDIO元々電源関連の老舗で、この分野に強いメーカーです。
今回当店でもお馴染みのPerfectWaveシリースに電源を加えてきました。

電源の作り方も、ユニークかつ実に理詰めで家庭用のAC(交流)電源からバッテリーなどでもお馴染みのDC(直流)に変換し、これを元に理想的な波形の再度AC電源を作り出す電源ジェネレーターです。
機能面では出力電圧調整が1V刻みで可能で95V〜115Vまで調整できます。
(残念ながら、50Hz→60Hzの周波数の増減はできない。)
他にディレイモードや接続機器のトランスの消磁機能などの機能も搭載されています。

今回のPWシリーズになって面白いのは前面モニターで電源状況を確認出来る点です。
ちなみに下が当店の電源事情でありますが
VOLTAGE INが入力電圧
VOLTAGE OUTが本機で補正後の出力電圧(設定可)

THD INが入力電源の歪み値
THD OUTが同補正後の出力値

POWER:消費電力
LOAD:負荷率
CURRENT:電流アンペア
FREQUENCY:周波数

当店の場合、入力電圧は中々優秀なようです!?
こちらが入力時の電源波形
やや波が歪んでいます。
こちらが本機で補正後の波形
綺麗です!!
とこんな感じでモニタリング出来るのは非常に解りやすいです。

音質も当店の電源環境は元々そんなに悪い訳ではありませんからこの手の電源機器にはいつも辛い評価となります。
激変という訳ではありませんがそれでも歪み感少なくなり、特に静かさと低音再生時の安定感が良くなりました。
何より、通常の高価な電源機器は音の変化を体感出来るよう過度に音作りをする物も多いですが
本機はあくまでも過度な音作りせずナチュラルであるのも感心させられます。
電源の評価は使用場所によりますから中々評価し辛いものがありますが、特に都心部にお住まいの方には効果を発揮するものと思われます。

背面にはLANポートとSDカードスロットを備える。
LANの方はPC上で電源のON/OFF予約などのコントロール用
SDカードはファームウェア更新用です。
F型コネクターはCATVや電話機の保護インレットだそうですが、使用していませんので不明


最後にP10とP5の違いですが
P10は10口コンセントの自然空冷で最大1200Wとなりますが
P5は出力は1000W。なぜかコンセントは5口ではなく8口もあります(笑)
筐体が小さいせいか、冷却方式は強制空冷となりますのでファンが付きます。
と言っても静音のファンですし、当店の様にデジタルアンプ使用ですと不可が少ないと動作しませんのでファンのノイズはしません。