PC初心者のための、一から始めるPCオーディオ入門講座

今これを読んでいる方は、PCが苦手といってもご自分でインターネットエクスプローラーを
起動して吉田苑のホームページを検索し、ここまでたどり着いたのだと思います。
ここまで出来る方ならば、PCオーディオを楽しむ事が可能です。
PCは苦手だけどオーディオ大好き!という方のための、初歩から始める
PCオーディオ入門講座です。

PCオーディオはかなりのスピードで進化しており、1年前とは比較にならないほど
高音質化が進んでおります。
ほんの1年前は、便利な道具ではあるがピュアオーディオで使用するとなると
まだまだ問題が多いと感じていましたが、現在は積極的に活用するべきレベルまで
到達しています。
1年ほど前にPCオーディオを聞いて 「これはダメだ。」
と感じた方もぜひ今の音を聴いてみてください。
評価が変わると思います。

本当に良く出来たPCオーディオの世界は、超ワイドレンジ、高S/N比かつ圧倒的な情報量という
今までのオーディオでは再生出来なかった新しい世界を表現可能です。
もちろん、今までのオーディオの問題点である録音の良し悪しに依存する点に変化は
ありませんが、新しいオーディオとして真剣に取り組むべき時期に来たと思います。

ここまでお読みになり、興味が沸いた方はぜひこれから先も読んでみてください。
可能な限り分かりやすくPCオーディオの導入方法を解説出来るように頑張ります。

PCオーディオと言っても特別難しい事をするわけではありません。
今までのCDプレーヤーがPCに変わるだけとお考えください。

必要な機材はPC本体とUSB/DAC(USB入力付のDAコンバータ−)です。

ここをお読み頂いていると言うことは、既にPCはお持ちでしょうがお使いのOSによっては
買い換えをご検討頂いた方が良い場合もございます。

まずはPCの選択から始めます。
Windows VISTA/7/8 のPCを既にお持ちの方はこの項目は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
XP以前のPCをお持ちの方は残念ながら買い換えをご検討ください。
XP以前のOSは音質が悪く、ピュアオーディオ用途には向きません。

PCオーディオのキーデバイスたるパソコン本体ですが、入門用にはWindows7のノート型PC
をお勧めします。
今、新品のPCを量販店へ購入に出かけると Windows8.1 のPCばかり販売されていると思いますが
敢えて、Windows7 をお勧めするには理由がございます。
オーディオメーカーは小さな規模の会社が多く、未だにWindows8に対応出来ていなかったり
動作が不安定になるケースが見かけられます。
Windows8と7に音質上大きな違いは見られないため、安定性の高い7をお勧めいたします。
macという選択肢もございますが、高価で対応する再生ソフトも少ないため初心者にはお勧め出来ません。

※2014/11/28 追記
各社ともWindows8への対応が進み、Windows7へ拘る必要がなくなってきました。
さらにWindows7 PCはWindows8 PCより7,000円ほど高くなってしまったので
特定のDACをお使いの方以外はWindows8でも問題ございません。
SOULNOTE sd2.0 da3.0 等のSOULNOTEのDACをお使いの方は Windows7 を
ご購入いただき、それ以外の新しいDACの場合はほぼ Windows8でも大丈夫になってきたようです。
それでも古いDACは動作が安定しない場合が多いので、1年以上前に発売されたDAC
の場合はWindows7が安心です。


※2016/05/29 さらに追記
高音質再生ソフト「JPLAY」はWindows10に特化して開発されています。
今からPC購入される方はWindows10をご購入ください。


いざ、PCを購入するとなった場合のポイントは以下になります。

OSはWindows10 64bit を選択。

ハイスペックPCは本体の発熱が高く、結果としてファンの動作音が大きくなる事と
CPUは単純(コア数が少ない)で動作速度が遅い物ほど高音質である傾向があるため
低スペックPCを選択する。

OS以外のソフトは可能な限り少なくする。

CDをPCに取り込むための光学ドライブ(DVD-ROMドライブ)が内蔵されていること。

以上の条件を満たすためにはSONYやNEC等のメーカー製はお勧め出来ません。
不要なソフトが最初から大量にインストールされているため
PCオーディオ用途には向きませんし、何より高価です。

大手メーカー製では無く、BTO(受注生産)パソコンがお勧めです。
有名な所では、パソコン工房、ドスパラ、ツクモ、マウスコンピューター等あります。
現時点(2014/06/21)では、パソコン工房が最も安いモデルを提供していますが
購入時期で最安店は変化すると思いますので、ご確認ください。

パソコン工房で上記条件を満たしたモデルは、15インチノート型で 50,000円(送料/税込)
ほどです。

PCの用意が出来たら次は USB/DAC です。
これは各社からたくさんのモデルが発売されていますので、お好みで選択して頂いて大丈夫です。

ポイントはDSDに対応しているかどうかです。
PCオーディオの最大の魅力である「ハイレゾ音源」には大きく分けて2種類あります。
WAV や FLAC の 96khz/24bit 等の表記がある物と
DSD や DSF の 2.8MHz/1bit 等の表記がある物です。
WAVやFLACにはほぼ全てのUSB/DACが対応していますが、DSDに対応したUSB/DACはまだそれほど
多くありません。

少し乱暴ですが、最も音質が良いのはDSDだと思ってください。(もちろん異論は多いでしょうが
ここではそういうことにして頂けませんでしょうか)
ですので、これから購入するのでしたらDSD対応USB/DACがお勧めです。

高級モデルですとLUXMAN DA-06(定価 324,000円)等ございますが、入門用には高価過ぎます。
現実的なラインですと Nmode X-DU1 (定価 92,364円)や当社の HU-02(販売価格 29,800円)
がお勧めです。

15インチノートPCとHU-02ですと、合わせても8万円で購入できます。
ミドルクラスのCDプレーヤーより、低価格で購入できますので入門用に最適です。

この2つを揃えて頂ければ準備は完了です。
ここからが皆様が最も抵抗を覚えるであろう設定に入ります。

どのUSB/DACを購入しても大きな流れは同じですので、おおざっぱな流れは以下のようになります。

1 PCへUSB/DAC用のドライバーをインストールする。
2 PCへ再生ソフトをインストールする。
3 PCとUSB/DACをUSBケーブルで接続する。
4 再生ソフトの設定パネルで、音声出力先をお使いのUSB/DACに設定する。

※2014/07/07 追記
PCとDACを接続しないと、ドライバーインストールが出来ないモデルがございます。
1 の PCへUSB/DAC用のドライバーをインストールする前に 
3 の PCとUSB/DACをUSBケーブルで接続する。
を行ってください。


以上が済めば、後はUSB/DACとアンプを接続すればPCオーディオを楽しむ事が可能になります。

それでは具体的な例を挙げながら設定してみましょう。

Windows7 PCと HU-02 を組み合わせて、再生ソフトには最もお勧めの JRiver を使います。

1 PCへUSB/DAC用のドライバーをインストールする。

HU-02付属のディスクをPCのDVD-ROMドライブへ入れる。
少し待つと以下の画面が出ますので



「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックしてください。
表示されない場合はコンピューターをダブルクリックしてDVD RWドライブ(光学ドライブ)を
ダブルクリックしてください。

 

「Drivers」 をダブルクリックしてください。
これが、ドライバー本体になります。



SICAudio64 をダブルクリックしてください。 
32bitのOSをお使いの場合は SICAudio32 を選択してください。



ユーザーアカウント制御画面が出たら「はい」をクリックしてください。
使用言語の選択画面が出たら日本語を選択して「OK」をクリックしてください。
SIC USB Audio インストール画面が表示されますので「次へ」をクリックしてください。
「インストール」をクリックしてください。

セキュリティ画面が表示されたら「インスト−ル」をクリックしてください。



「完了」をクリックするとドライバーのインストールは完了です。

これで、第一の関門は突破です。

今回はHU-02用ドライバーのインスト−ル方法のご案内でしたが、他のDACでもほぼ同じ流れですので
応用は可能だと思います。


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