FUNDAMENTAL新ケーブル

XLRケーブル

≪XLR50≫ 50cm 
価格(税込) 12,960円
≪XLR100≫ 100cm
価格(税込) 17,280円
≪XLR150≫ 150cm
価格(税込) 21,600円

【XLR2番3番クロス仕様】
≪XLR50C≫ 50cm
価格(税込) 14,040円
≪XLR100C≫ 100cm
価格(税込) 18,360円
≪XLR150C≫ 150cm
価格(税込) 23,760円

RCAケーブル

≪RCA50≫ 50cm 
価格(税込) 9,720円

≪RCA100≫ 100cm
価格(税込) 12,960円

≪RCA150≫ 150cm
価格(税込) 16,200円

スピーカーケーブル

≪SPC100≫ 100cm
価格(税込) 16,200円

≪SPC150≫ 150cm
価格(税込) 19,440円

≪SPC200≫ 200cm
価格(税込) 22,680円

≪SPC300≫ 300cm
価格(税込) 29,160円

デジタルケーブル

≪DCL50≫ 50cm 
価格(税込) 6,480円

≪DCL75≫ 75cm
価格(税込) 8,640円

≪DCL100≫ 100cm
価格(税込) 10,800円

25.5.25

今回FUNADMENATLのケーブルにデジタルケーブルが新たに追加されました。
業務用として定評のあるMOGAMIの高精度、低容量で高周波特性に優れたOFC75Ω同軸ケーブルを採用。FUNADMENATLらしい、ストレートな音調が特徴のデジタルケーブルです。


SOULNOTEのケーブルが「SOULNOTE」ブランド改め「Fundamental(ファンダメンタル)」ブランドで新登場です。
と言っても、SOULNOTEブランドが消える訳でなく、アクセサリー関係や、鈴木氏の手作り品に関しては「
Fundamental(ファンダメンタル)」ブランドで販売する意向のようです。

スピーカー、XLR、RCAケーブルとも線材自体はどちらも、"いつもの"UL1430規格 OFCスズメッキ線AWG20です。
従来のSOULNOTEブランドで販売していたケーブルと同じ線材です。
RCAケーブルの端子、XLRケーブルの端子もそれぞれ、スイッチクラフト製、ノイトリック製の同モデルで変わりません。

今回の新型ケーブルは絶縁材にETFE(テフロン)を使用しております。
テフロンは米国デュポン社の商標です。(テフロン素材には、少し成分が違うETFE、PFA、PTFEなど種類があります。)
テフロン系の材質を絶縁に用いたケーブルは多数ありますが、テフロンの特性としては誘電率が非常に低く絶縁特性に優れる事が上げられます。
ただテフロン系のケーブルは欠点もあって、テフロンは共振周波数が持つためケーブルそのものが鳴きます。
Fundamentalの新ケーブルはこの鳴きをコントロールするために熱圧縮チューブの掛け方、とケーブルと端子の接合部、ハンダにかなり試行錯誤されたようで、最終的にケーブルの開発には半年掛かったとの事です。

ご使用上の注意点ですが、共振しやすいので、ケーブル同士を接触させないことと鳴きやすいものに接触させない事です。
ですので、ケーブル長さは、ピンッと張るのもよく有りませんが、なるべく必要なギリギリ長さのものをご使用されるのを推奨されています。

もうひとつの特徴ですが
スピーカーケーブルには今回バナナプラグを採用しているのですが、チョット見慣れないバナナプラグです


実はオーディオ用では無く計測器用の(ドイツHirschmann社の)バナナプラグなのです。
このプラグはニッケルメッキ製です。
吉田苑は常々、Yラグやバナナプラグなどの介在物は余計なものだと嫌っていますが
鈴木さんに伺ったところ、「自分もそう思ってたんだけど・・・」
このバナナプラグはチョット魔法があるようです。

オーディオ用バナナプラグは銀や金、最近ではロジウムメッキなどもありますが、この辺が通常です。
オーディオマニアの方は特に抵抗値に敏感ですから、銀、銅はおろか金に劣るニッケルは嫌うと思いますが
実は通常メッキ処理を行う際、メッキの強度を上げるためニッケルメッキを行った後、銀とか金とかのメッキを行います。なので、どうせニッケルが混ざるならニッケルメッキのプラグで良いだろうというのが、見解のようです。

実際このニッケルはインピーダンス特性的には先に上げた素材にやや劣りますが
周波数特性的には優秀なようで、結果として聴感上の音質は他のプラグよりも良い結果が出たそうです。
それと、このバナナプラグはバネ性がない(凹まない)のでプラグ自体が鳴かないのもプラスに働いているようです。

さて音質ですが
同社の下位モデルのケーブルと同じ端子と導体でありながら、解像度やスピード感は上がっており
低音は引き締まる方向です。
ダイナミックでキレ味が鋭く、音のエッジが楽しいケーブルと感じました。

従来のソウルノートサウンドを、キャラクターはそのままに、さらにパワーアップしたサウンドのケーブルと言えます。