FOCUS220とサファイヤの転倒防止と音質アップアイテム


2015.11.25 生産完了しました。

2014.6.5 材料費高騰により販売価格変更しました。

Sapphire-BASE

  販売価格 228,000円(ペア/税込)
  (取付に関しては御相談下さい)

  生産完了
F220-BASE
(FOCUS220とFOCUS220mk2両対応)

  販売価格 105,000円(ペア/税込)
  (+送料、取付工賃 10,000円)
  生産完了
サファイアの音の良さは言い尽くしてしまったが、少し気になるのが
床面積と高さの配分、少し頭でっかちのデザインである。
見た目的にも事象的にもなんだか不安定なのである。
『地震が怖いなぁ。なんか踏ん張りが聴くような脚ってできないの?』
お客様から問い合わせを受けていました。

ところが、とある人とそんな話をしていたら
岐阜の名門ショップでありディナウディオディーラーとしても名高い「サウンドハンター」様も同じ思いをしていらしたらしい。

そこでやりとりが始まり、共同開発の話が持ち上がりました。
互いにデザインやアイデアを出し合いました。

スタンドをつくるのには手間がかからないが、それスピーカーに直接固定すると
どのように音が変わるのか、とりあえず試作を作ってみることに。
質量を上げるためには、銅、鉄系の金属が好ましい、強度を上げるためには炭素鋼、ということでS45C(炭素0.45%)炭素鋼を選びました。
鋳鉄では、強度の低下、透明感に問題がありました。
S45C(炭素0.45%)炭素鋼を使用した事で、低域の情報量が上がり、がっちりと最低音部まで伸びる、力強さが得られ、見通しが良くなりました。


是非、店頭のBASEを付けたサファイアを触っていただきたい。
さもすれば倒れそうなサファイアが、しっかりと安定して立っています。
単なる転倒防止器具ではなく、強力な音質改善アイテムになりました。

(価格は当店としてはかなり高価になってしまいましたが、少数しか無いサファイア向けであると言う事と、開発費が結構掛ってしまったので御容赦願います。)

こうなるともう一つの当社の主力トールボーイFOCUS220用を作らざるをえないのだが、
さすがに価格が。。。
基本的な設計を詰める予算との闘いになってしまいました。

Sapphire-BASEのスパイク部
はロッキング機構付きで
ツマミ部分にローレット
加工を施した。

ベースの板厚は19mm
F220-BASEはあくまで
ローコストに収める為に
ロッキング機構無し。
ローレット加工も廃止し
シンプルな溝付きツマミ
になります。
ベースの板厚は16mm。

FOCUS220では、更に音の改善の度合いが明確になりました。
基本性能が高いからですが、明るい歯切れの良い、しかしそれだけではなく、適度な重量感を持った低音域は、FOCUS220Uの可能性を証明する形になりました。
考え方は、サファイアベース同様、素性の良い剛性と重量に裏打ちされた固定部品で床との点接点を実現する。音質改善効果はSP25専用スタンド”TheBase”と似た結果になっています。

ちなみに重量はサファイヤ用で片側19kg。FOCUS220用で15kgです。
<納品について>

さて、取付の問題です。
サファイアについては重量が御座いますが、ボルト止めに付き六角レンチで取外しが可能です。御自身でされる場合、まずは御相談下さい。

問題はFOCUS220です。直接木ねじで本体に取り付ける事になります。
慣れてないお客様にとって事故の元になりかねません。というわけで取り付けはなるべく店で行い、お手元にお返しする形にします。ただし、工賃送料が発生いたします。
(+10,000円)
←専用梱包にてお返しします。

もちろん自信があって御自身でされても構いません。
その場合のトラブル等の責任は当店は負いかねますので御容赦下さい。