D/Aコンバーター
SOtM dAC-200HD
 

 販売価格 184,000円(税込)
 

クロックボード搭載モデル

 販売価格 218,000円(税込)

既に、言いたい砲台の方でご紹介しましたが
SOtM社のDACが発売になりました。

dAC-200HDの概要は
USB入力(44.1K〜192K)、同軸、光、AES/EBU 入力
出力はXLRとRCA。
回路はフルバランス構成、DACは旭化成の32bit-DAC AK4390。
リモコン受光部はありますが、リモコンは付属及び別売しておりません・・・後から発売されるのでしょうか!?(苦笑)

dAC-200HDと申しますかSOtM社のコダワリは徹底的なノイズ除去でしょう。
同社のPC用ノイズフィルターで培った技術を用い、電源部にはノイズフィルターを搭載しています。
トランスもAC/DC段を絶縁しAC段からのノイズ流入を防いでいます。
レギュレーターも計10カ所にローノイズレギュレーターを使用しています。
デジタル部も徹底的にシールド化しておりノイズ混入し辛い構成となっています。

音質も10万〜20万クラスのDACではトップクラスの音質を持っており
普通ローノイズを売りにしてるDACだと淡々と鳴る感じをイメージしがちでありますが、非常に表現豊かで、特に力感の表現が上手い。
ロックやジャズを聴くと、アタック音などが非常にエネルギッシュ。
バラードを聴いてもボーカルの感情を上手く表現するDACだと感じました。
アップサンプリング機能もありますが、音数が増える分、生々しさが半減する感もありますので、まずはアップサンプリング無しで聴かれるのをオススメします。

USB入力もUSBデジタルインターフェースに同社のD/DコンバーターdX-USB HDをそのままオンボードしており、非同期、192KHz入力を実現しておりUSBDACとしても十分なスペックと能力を備えております。
また、クロックボード搭載版はUSB D/Dコンバーターのクロックが高精度なものとなり、より高い解像度を実現してます。

『韓国製』『デザインが平凡』など偏見もあるかと思いますが、音質・中身は非常に真面目に作られており、音質は侮れないものがあります。
予算20万まででDACの購入を検討してらっしゃるならば、本品も候補に入れても良いと思いますよ!