店長竹田の

「大後悔日誌」


’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !


08.04/27  TANNOY Mercury F1 Custom (ペア定価 40,950円)

CR-D1SEMkUと組み合わせるスピーカーとしてONKYO D-112E(ペア定価42,000円)
をお薦めしておりますが、D-112Eよりソフトな耳当たり良いスピーカーが
欲しいとのお問い合わせをいただきましたので同価格帯のスピーカーを
改めて視聴してみました。
その中で一番バランスが良く聴きやすかったモデルがTANNOY Mercury F1 Custom
でした。
インピーダンス8Ωで能率が87dBという鳴らし易いタイプで、D-112Eより
1回り大きく、1歩下がって見た時の高級感はなかなかです。これで色が選べれば
なお良かったのですが白木木目調のみの展開のようです。

良くも悪くもD-112Eとは音の出かたが違うスピーカーで、解像度やスピード
を求める方にはお薦め出来ませんが、定位を明確に提示しながらもキツイ所
が無く耳当たりの良いソフトな音質で、曖昧な音にならずに出すべき所
はしっかり出してきます。
レンジは欲張らずに上も下も滑らかに減衰させてあり、この無理をしていない
所がまとまりの良さにつながっているようです。

D-112Eではきついと感じている方にはお薦め出来るスピーカーです。






08.01/31 ニュース速報  


DYNAUDIOのSP25がついに生産完了になりました。

長い間吉田苑のメインスピーカーとして頑張ってくれましたが
さすがに25周年記念モデルを30周年記念モデルが出た後まで販売する訳には
行かなかったようです^^;

自信を持ってお勧め出来る商品がまた一つ減ってしまいました。
この替わりになる面白いスピーカーをご紹介出来る日が早く来ると
良いのですが・・・



08.01/18  スピーカーケーブル製作


お気付きで無いお客様もいらっしゃるのですが(私の怠慢なのがいけないのですが・・・)
吉田苑は少し前から通販専用ページを立ち上げております。



このページでは当サイトでは紹介していない商品も少数ですが取り扱っておりまして
この度、切り売りケーブルも始めました。
その中にカプトンAWG22-2芯ツイスト
というケーブルがあります。
かなり細いケーブルですが、癖が少なく
抜けの良いケーブルですのでラインや
スピーカーケーブルとして使ったりと、
色々遊べると思います。
使い方は様々ですが、今回はスピー
カーケーブルとして使用する際の
お勧め方法です。
もちろんこういう風に使わなくては
ならない、という訳ではありません。
構造によって音は変化しますので
ご自分で工夫して色々ためして
貰っても楽しいです。
このケーブルはかなり細いため、
このまま普通にスピーカーケーブル
として使用すると低域の量感が不足
します。
そのため今回は2本撚って使用して
みました。

まず端末の外皮を剥きます。
かなり硬いため無理をするとすぐに
内部の皮膜に傷を付けてしまいます
から、慎重に作業してください。
良く切れるカッター(刃は新品を使用
してください)で内部のケーブル
の隙間に沿って縦に切れ目を
入れます。
内部の線は撚ってありますから、
一度に長い距離に刃を入れずに
5ミリ〜1センチぐらいずつ根気強く
作業してください。
5ミリほど縦に切れ目を入れたら、
そこまでを剥いてニッパー等で切り
取ります。
この作業を85ミリ前後まで
両端*8箇所、頑張って剥いて下さい。
剥き終わったら2本を揃えて、
片側の同色同士を撚り合わせます。

次にその寄り合わせた下の部分
から全体を緩く撚ります。
大体7〜8センチに1撚りぐらいです。

撚り終わったらもう片側の外皮を剥
いた所を先ほどと同じように同色同士
で撚り合わせます。

ここまで出来たら残りもう2本も
同じように撚ってください。
次に外皮の剥いてある所と剥いてい
ない所の境目に熱収縮チューブを差
込み、ドライヤー等で暖めて固定します
(このケーブルをお買い上げの方で
ご希望の方には熱収縮チューブを
差し上げますので、熱収縮チューブ
希望と一言お書き添えください)
固定場所は剥いてある側に1センチ
ほど被せた所が良いです。
固定場所は剥いてある側に1センチ
ほど被せた所が良いです。
固定出来たら端末の処理に入ります。
内部の線を傷付けない様に慎重に
作業してください。

まず軽くカッターで1周切れ目を入れ
(表面に薄く傷が出来る程度)
切れ目を折り曲げてください。
折り曲げた時に内部の銀色の線が
見えればOKです。
そのまま皮膜を引っ張れば抜けます
ので、剥いた同色同士を撚り合わせ
てください。
これで完成です。


1メートル1,000円のケーブルを2本撚りますから、1メートル2,000円という
少し高価なケーブルになってしまいますが、ワイドレンジとエネルギーや密度感
を両立させた良いケーブルだと思います。
製作には多少お時間が掛かりますが、自分で作ったケーブルで音が出せる楽しみも
ありますからぜひチャレンジしてみてください。



08.01/18  AVアンプ色々

今年最初の日誌は吉田苑としては珍しくAVアンプです。

吉田苑は今まで沢山のお客様から「お勧めのAVアンプは無いですか?」
とのお問い合わせをいただいていたのですが、自信を持ってお勧め
出来る商品が無くAVとピュアオーディオの同居はお勧めしていませんでした。

実際にAVアンプの構成を見れば分かりますが7ch〜9chものパワーアンプ
を搭載した上に様々なフォーマットに対応するために高価なチップを搭載し
また、各種接続端子も必要という大変にコストの掛かる作りをしています。
30万のAVアンプを例に考えた場合、映像部に15万円、音声部に15万円のコスト
を掛けたとして1chに掛ける事の出来るコストは2万円ほどしかありません。
30万円のAVアンプでさえこの程度のコストしか掛けられないのですから、
10万以下のAVアンプ等は音が出るだけで凄い事だと思います^^;

このような大変な制約の中で製作されているAVアンプを、2chさえ音が出れば
良いステレオアンプと比較する事はあまりに不利な条件が多すぎるため、
あえて今までは行いませんでしたし、実際10万ほどの2chアンプの音を出す
事の出来るAVアンプはほとんど存在しませんでした。
その上、一昔前の頃と比較しても音質は悪くなる一方(当時はアンプを5ch
ほどしか搭載しなかった上にフォーマットも今ほど多様化していなかったため、
現在は更に不利になっている)で、残念に思っておりました。
しかし、AVアンプの問い合わせは後を絶たず「お勧めAVアンプはありません。」
ではいつまでも進歩が無いので、HDMI ver.1.3a対応機種を中心に改めて
視聴してみました。

スピーカーはDYNAUDIO FOCUS220を使用し、CDプレーヤーはHC07で映像は
一切無視!音のみに絞っての視聴です。
機材はリセットをかけ全て工場出荷状態にし、ダイレクトモードやピュアモード
がある機材は一番音の良いモードにし、入力はRCAケーブルで接続しました。
合格ラインはONKYOのCR-D1(ノーマル)+HC07の音質と同レベルで合格
という事にしました。

結果は・・・惨敗でした。あえて使用機材は書き出しませんが(定価で50,000円
くらいから600,000円ほどの数機種)定価52,500円のミニコンポのアンプ
部分と同レベルにすら鳴りません・・・
AVアンプの音の悪さは感じていましたが、実際ここまで悪いとはショックでした。

このままでは、また「AVアンプのお勧めはありません。」になってしまうので、
別の方向から考えてみました。
要するに映像部とパワーアンプ部を同じ筐体に入れるから無理があるのです。
映像部だけを別筐体にし、パワーアンプ部分とセパレートにすればいいのです。
セパレートのAVアンプも数機種発売されていますが、パワーアンプ部は6ch以上
入っているモデルもだめです。
どれだけ頑張っても6ch分の瞬間的な電流を供給する事には無理があります。
つまり、AVプリアンプ+普通のステレオアンプ*2〜3台という構成が最も低価格で
音の良い(ピュアオーディオとしても使用出来る)AVシステムになると思います。




そこでAVプリの中で一番安価なIntegraのDTC-9.8(定価231,000円)を視聴して
みました。
スピーカーとCDプレーヤーは前回と同じ構成で 
HC07→DTC-9.8→CR-D1(ノーマル)→FOCUS220
というかなり変則的な組み合わせでの視聴でしたが、十分に許せる範囲の音で
鳴ってくれました。
確かに、情報の欠落やエッジの丸さなど気になる点は多数ありますが単体AVアンプ
ではどうしても出せなかった三次元的な表現が出せるようになりました。
これで、CR-D1をもう少し情報量の出せるアンプに交換すればかなりの所まで
追い込めそうです。

今回の視聴はここまででしたが、あえて高価なAVプリアンプにこだわる必要は
無いのかもしれません。
限られた予算で音質に重点を置いたシステムを組む場合は、普通の入門クラス
のAVアンプ+質の高いプリメインアンプを1台(フロントLR用)+リアはAVアンプで
鳴らすという組み合わせが良いと思います。
プリアウトの質はAVプリと比べると落ちますが、より現実味のあるシステムだと
思います。

今年の吉田苑はAVにも拘る??かもしれません(笑)