「音楽を聴く」を考える。
ONKYO HDC-1.0  実勢価格200.000円
 自分でCDを選びトレイに載せその音楽を楽しむのは、大変素敵な趣味だと言う自負はある。
でも飲み屋さんや喫茶店とかFM等で自分の好きな音楽がかかるとなぜか嬉しい。
なんだか得した気分になる。まぁマイナーな音楽を好きなのでめったにあることではないが、
友人たちと一緒にパーティでもしているときにのBGMもCDの架け替えは面倒だし、
しかもCD一枚分の演奏時間は少し物足りないほど短い。以前から個人的には静かなコンピューター
を組んで、ミュージックステーションをくみ上げたいと思っていた。もちろんその流れからONKYOが
サウンドカード系に並々ならぬ開発意欲を見せていたことは承知していたが、こんなものまで出して
いたことは知らなかった。
 メーカーの定義だとHDオーディオコンピューターだそうな。120GのHDDだと一般のオーディオマニアに
必要にして十分の容量だと思われる、サイズはCR−D1でおなじみ205サイズ。それゆえに液晶も
少し小さいやつを選びたい。写真は14.1インチ、1024*768を設定している。マウス、キーボードは付属している。
やはり小さく設計された物が選ばれている。
左下にさしているUSBユニットは、2.8GHzキャリアのデジタル送信ユニットこれで受信機をオーディオ機器に
繋げば、セッティングフリーでゆったりと音楽を楽しめるだろう。



CDドライブには、そつの無い、再生をこなす
ONKYOのVLシェイビングを搭載。
HDDには、24bit96KHzサンプリングは十分の余裕。
OSには、VISTA−HOMEBasic。話題の多い(笑 OSだが
専用機と考えれば問題は出てこないだろう。
正面から見ればオーディオ製品のようだが、裏を見て
戴ければコンピューターだと一目瞭然のレイアウト、
冷却ファンのノイズが気になるところだ。 
コンピューターの再生はとにかくファンノイズ
が弱点になり勝ちだが、普通の再生には気にならない
ところまで静寂を保っているのはさすがにオーディオメーカ
である、筐体から言うと正面はキューブタイプの半分なの
でスペースメリットも大きい。
24・96に拘ったのは、ONKYOのサイトでe-ONKYO
での音楽ダウンロードサイト、CD並みの金額で、CDを
はるかに凌駕するデータ量の楽曲が購入できる、
もちろんその他のデジタルデータにも適応するソフト
ウェアも直感的で使いやすい。 実勢価格から見ると高額だが
実際にファン性能と静寂を重点的に組むとこのサイズでは
困難で、ライセンス料から考えれば妥当な線だろうか。

音は、全体的にとげとげしさが無く、癖の無いタイプ
(CR-D1SEにD-112Eを接続 無線で出力)
素性を知れば疑いなくなる仕様だが、思惑を大きく
上回る音質は、驚くばかりだ。
吉田苑的に音質を細かい事を言いだせば、
きりが無いのだが、休日のゆっくり
とした時間をあまり意識せず上質な音楽とすごすには、
ちょっと気になる一台である。
比較試聴で、「電波で飛ばしては失礼じゃないか」と
社長から目玉を食いながら、直接RCA出力からSM-SX10SEUW+SP25へ接続してみた。
 やはり確実に2ランクほど音質が上がる、具体的
には帯域が広くなりスピード乗ってくる。中域に
明快な情報量が上がる。オーディオファンにとっても
侮れないソースレベルである。